ジョン・カボット・ジンさんの著作、私も読んでみたいですね。ただし。英語で。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.211の第5パラグラフから。
マインドフルネスが効くのは、精神病の夥しい症状に対してですし、身体表現性障害(心身症)の夥しい症状に対してですし、ストレス関連の夥しい症状に対してですし、鬱にも、慢性疼痛にも効きます。マインドフルネスは、幅広く身体の健康に効果がありますから、免疫反応も良くなりますし、血圧も、コルチゾール(訳注:ストレスが増えると、副腎皮質ホルモンの1つであるコルチゾールも増える)のレベルも下げてくれます。マインドフルネスは、脳の活性化にも役立ちますから、感情をコントロールするのにも役立ちますし、身体感覚や恐怖に関係する脳も活性化させることにも役立ちます。ハーバード大学の仲間たち、ブリッタ・ホルツェルとサラ・レイザーの研究によれば、マインドフルネスをやれば、脳の煙探知機である偏桃体の活動をやわらげてくれますから、混乱の引き金となりそうなことも少なくなります、ということです。
過剰なストレスが、様々な身体と心の病の元凶ですから、過剰なストレスの解消に役立つマインドフルネスは、様々な身体と心の病を癒してくれるようですね。マインドフルネスの効果は絶大だ、と言えそうです。
あなたも今日から、一息一息を意識してゆっくりしてくださいね。
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