弱い立場の人が、人間らしい暮らしをすることを支援するためには、いつでもトータルなヴィジョンが必要です。「人間を上下2つに分けるウソ」では、歯が立ちません。
The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の、p.118の、第2パラグラフ、7行目途中から。
1つの解決法は、夢かもしれませんが、すべての街に、いつくかの公園を、よく手入れにされた庭のある公園を作って、誰でも使えるようにするのです。公園の真ん中には、年寄りのための住処を作るんです。まだ力がある時には、短い散歩もできますし、親類や親しい友人と公園を車いすで回れます。親類や親しい友人たちは、年寄りを訪ね、座り、テラスやデッキで、年寄りと話しもできます。私どもは皆、年寄りに話しかけ、年寄りの話にも耳を傾けることが出来ますもんね。そうすれば、皆に、その叡智を手渡すこともできると、皆も分かります。
年寄りをどこか遠くにやるのではなくて、近くでいつでも関われた方が良い。それは障害者でも、心を病む人でも、犯罪を犯した人でも同じです。
それは、国際障害者年の行動計画にあるように、「一部の社会のメンバーを締め出す社会は、病んで不毛な社会」だからです。あらゆる人を社会の中に留める社会ほど、身も心の魂までも健全な社会だからです。
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