エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#自分と向き合うと心乱されるのが普通 #それでも自分と向き合うことの恵み

2017-10-28 03:03:52 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

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インターメッツォ: 光の秘密
   マインドフルネスの効果  愛着障害を癒す治療法には、ヨガを用いたマインドフルネスや、バイオフィードバック療法もあります。 ヴァン・デ・コーク教授の......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.296の,最後のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 

 しかし,次の週になったら,ピーターは戻ってきました。奥さんが以前に脅していた通りに,弁護士のところに行って,離婚の裁判を申し込んだんです。ピーターは途方に暮れてしまって,もはや,私が知っていた,あの完璧に人生に満足した医者,には見えませんでしたね。ピーターは,いろんな意味で,実際に,恐れていたんです。家族を失うかもしれないという事態に直面して,ピーターは心乱されいざとなれば,死んじゃえばいいや,いう考えに慰められていたんです。

 

 

 

 

 ナウエンさんの話じゃないけど,ピーターは,病院を経営し,お金持ちで,自信満々,人の羨む人物で,ご当人もそう信じて疑わなかったのに,一皮めくれば,死んじゃえばいい,という考えに慰められるような人だった人生って,難しいものですね。

 過去に捨ててきた本当の自分に向き合う以外,脱出するすべがありませんから。

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