黄金律には、不思議な魅力がありますよね。
p220の第3パラグラフ。
黄金律は、人間の実存にある根源的な矛盾の一つに関心があることは明らかです。ひとりびとりの人間は、自分自身を、別々の身体、自己意識のある個人、宇宙についての自分の気付き、死亡率100%と呼びます。しかし、ひとりびとりが分かち合っている、この世の中は、他の人も認め、分別を下す現実であると同時に、終わりなきやり取りに身を委ねなくてはならない関わり合いです。これは、カルマと言う原理として、皆様の聖典にも、出てきます。
人間も多義的ですし、この世の中も多義的です。そのそれぞれには、矛盾も含まれるのでしょう。
でも、矛盾の中に一致もある、ところが、不思議ですね。黄金律もその不思議な一致をもたらしてくれる、知恵ですよね。
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