エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#内的家族システムIFSの目的 #傷んだ心に歩み寄るのが発達トラウマ障害治療の本丸

2017-10-12 01:49:07 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

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インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 遊びの光  遊びの目的
   心と心が響き合うと、心の病は治りまっせ、という不思議  民主主義的な関係が弱いほど、心の病が増えていきます。心と心が響き合わないと、心が病気になり......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.293の第4パラグラフから。

 

 

 

 

 

 内的家族システムIFSの目的は,患者さんたちが,自分の避けがたい恐怖や寄る辺なさや怒りを受け止めて理解することと,これらのいろんな気持ちを,自分の「心の家族」のメンバーとして大切にすることにあるんです。患者さんたちは心の中の対話(訳注:内省)のいろんな術を学ぶことになります。内省の術をいろいろ学べば,自分の痛みに気が付きますし,その痛みに伴ういろんな思い,いろんな気持ちを特定し,そのようないろんな傷んだ心に,関心と痛みのわかる気持ちとをもって,歩み寄ることもできるようになります。

 

 

 

 

 

 本当のことです。

 傷んだ心は理解できても,それに歩み寄るのは,非常に大きな,恐怖と不安と激怒に満ち満ちているんです。歩み寄るのが実に難しく,チャレンジングです。

 それが可能になるのは,発達トラウマ障害の子どもとサイコセラピストの強力な治療同盟,深い信頼関係だけです。

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