相手の個性を大事にすることは、とっても大事。でもね、それが分かっているからと言って、相手の個性を大事にできる訳ではないのが、人間の不思議です。自分の個性を大事にされ、自分でも大事にしていると、相手の個性を大事にしやすい。これも人間の不思議。
p242の13行目途中から。
1つの国家が自分のことを個人の集合と考えるなら、その時は、国際関係においても、やり取りを続けることが、国の務めであることが、ハッキリと見えるようになるでしょうね。なぜならば、軍拡競争に代わる唯一の選択肢は、「共存共栄を確かにするように、自国が発展させるのとちょうど同じように、歴史的パートナーとなる国が、歴史的に発展するを強化するようなものを元気づけること」に務めることだからです。そのようにして初めて、科学技術や歴史が急激に変わる時にあっても、共通点を見出すことができますし、また、バラバラになった過去の負の遺産である、勝ちと負けに対する危険なイメージと、服従と搾取に対する危険なイメージを克服することもできるんですね。
国際関係においても、やり取りが大事になりますね。やり取りをするためには、共存共栄を確かにする道をハッキリ意識していなくちゃぁ、なりませんよね。その共存共栄を確かにする道をハッキリ意識できない石頭ですと、わが安倍晋三首相のように、自分の主張を「理解していただくように、シッカリ説明してまいりたい」などと一方通行で傲慢な寝言を言ったり、歴史的パートナーである近隣諸国の歴史や個性を蔑ろにするようなことが平気でやれるんですね。残念!
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