エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

防衛機制も、お役所仕事になる時

2015-10-21 06:54:31 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
謙遜と客観性
  自分を客観的に見ることは、非常に大事な視点ですが、それを実践するためには、大きなエネルギーが必要です。 p111第3パラグラフ。 &nb...
 

 

 

 知的に物事を捉えることは、思春期の人たちの特色らしい。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p85の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 それで、いろんな防衛機制は、それが抑え込むことができる、人それぞれの本能的な衝動に合わせて、形作られるだけではなくて、防衛機制が上手く働いているところでは、ひとりびとりとその家族やもっと大きな集団の間の、礼拝でするみたいな、真実なやり取りを分かち合い、あるいは、対照的になります。しかし、防衛機制が弱かったり、ねばならないが強かったり、全く孤立していたりする場合、防衛機制も、ひとりびとりの、心の、形ばかりのおざなり、になっちゃいます。

 

 

 

 

 

 防衛機制にも、お役所仕事があるとは知りませんでしたね。でもね、エリクソンは、そうハッキリ言ってますからね。それは、防衛機制が弱かったり、ねばならないが強かったり、孤立してたりする場合です。

 

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