発達トラウマがありますと、人生に真の喜びが見出せません。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.207のブランク後の第2パラグラフから。
人々が、テンションが高かったり、逆に、落ち込んだりしている限りは、経験から学ぶことなどできませんでしょ。たとえ、何とか自分で自分をコントロールできたとしても、イライラしてたら(断酒会の人たちは、「冷や汗ものの断酒」と呼びます)、頑固になったり、強情になったり、落ち込んだりしますよね。トラウマから快復することには、自分で自分をコントロールすることを快復することも含まれますし、それだけじゃぁなくて、自信を取り戻したり、陽気で楽しくできることや創造的にできることも含まれます。
発達トラウマがありますと、イライラするのが基本形、強情になりやすいし、落ち込みやすい。とにかく、楽しくないんですね。ですから、トラウマから快復することは、人生を楽しみためですね。自分を生きることには必ず困難があります。でもね、自分を生きることは、それが叶わなかった頃には想像できないほどの悦びがあることも、また事実です。
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