もひとつ、ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction p.63から。
祈りは、何よりも、主に耳をすませること、待つことです。私どもは神様に耳を澄ませる時、心を開きますし、心から謙遜ですし、心静かにします。いろいろ考えずに心のままになって、神様の前で佇むんです。
ナウェンさんの話を伺えば、お祈りは、極めてセラピーに近いことが解かりますね。こちらがとやかく言うのではなくて、一心に心の耳を澄ませている態度が、お祈りなんですからね。プラス、後段はやはり、マインドフルネスそのものですね。頭でいろいろ考えるんじゃなくて、自分の感じに従っていくわけでしょ。
すると、神様の声に従うお祈りと、クライアントの深い願いを聴き取って、その実現に協力することや心静かにしていることとは、同じだと感じますね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます