穏やかに、しかも、ハッキリと、NOと言えるまで光は微笑み やり取りがあって初めて、子どもは、はじめて、オートノミー自律と意思を育むことができます。 p232の20行目途中から。 .........
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.149、ブランクから。
いろんな問題が現実に解決する時
フェリッチがその女性を最初に治療してから12年後に、劇的に体重が増減したので、その原因を探ることになった女性とまた会いました。その女性が言うには、自分は何度も肥満症を解消する手術を受けたけど、43kg減量した後、自殺しようとしたってことでした。5回も精神病院に入院し、自殺企図を失くすために3回も電気ショック療法も受けたようです。フェリッチが指摘してるように、肥満は、大きな健康問題だと考えられますが、同時に多くのことを解決する、彼女なりの方法でもあったのかもしれませんよね。その意味するところを考えてみてください。もし、あなたが、他の人の課題解決法を、間違って奪ったら、その人の治療はできないだけではなくて、依存症回復プログラムにありがちなことですが、他にいろんな問題も生じるかもしれませんね。
モグラたたきでは、問題は解決しませんね。
問題があると見なされる症状が、当人にとっては、大事な課題解決法なんだ、というような「味方になる見方」がとても臨床的に大事です。
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