エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉 : 人でなし  ふたたび

2016-12-09 05:11:55 | 聖書の言葉から

 

 

 
タッチ、心が響き合いだす時
   日本の公教育の病理 その7 自分を売ったら、あかん!  日本の学校が「言ってること」と「やってること」が真逆の「ウソとゴマカシ」集団になってること......
 

 サイコセラピーをする毎日の中で、本の時たま、ひとでなし、とおもうひとにであうばあいがあります。人格障害Mみたないな人です。「自分と家族と子分のためなら、一番弱い立場の子どもの幸せなど、どうでもいいや」と騙しと恫喝とで、虐げても、悪びれるそぶりもなく、平気の平左。そんな人のことに触れた本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』から。再録です。意外に大事な視点です。

 

 

 

 

 

 人は、たとえしいたげられても、必ずしもひととして尊厳を失うものではありません。むしろ、おのれの尊厳を孤高に保つということも、まま、あります。しかし、人をしいたげる側は確実に「ひとでなし」になっています

 

 

 

 

 それでも、

「父は悪人にも善人にも日をのぼらせ、義者にも不義者にも雨を降らせたもう。」

(『新約聖書』「マタイによる福音書」第5章45節 前田護郎先生訳)とあるところに、人智を超える恵みもあります。

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