生き物としての根源的な繋がり、および、得体のしれない不安小学生と安倍政権 子どもに不信を植え付けています。改訂版 そして、小学生のことを考えることが、今私どもは、どのような社会に暮らしているのか? を......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.1,第2パラグラフから。
人として私どもは,とても柔軟な種族に属しています。ずっと昔から,情け容赦ない戦争,数え切れないほどの災害(自然災害もあれは,人災もありました),自分自身の生活の中にある暴力や裏切りからも,立ち直ってきました。しかし,トラウマになる経験は,それが,大規模なものでも,身近なものであっても,自分たち家族のみんなに痕跡を残しています。そして,そのトラウマの痕跡には,世代から世代に受け継がれるのに,ほとんど気付かれることにない暗い影があるものですね。トラウマの経験は,私どもの心と気持ちにも痕跡を残しますし,歓びや親しみを人と分かち合うことにも,さらには,身体にも免疫システムにさえも,痕跡を残すことになります。
トラウマ,発達トラウマが,いかに深刻で,しかも,なかなかそれと気付かれないままに,世代から世代へと受け継がれるかが解かりますでしょ。自分がなぜか分からないママにしている行動が,知らない内に受け継いだトラウマによる影響だ,とは考えませんでしょ。謎のまま,毎日の生活を,一生を過ごすことになりがちです。そして,たいていの人は謎のまま,あの世とやらに行ってしまいますね。
私どもサイコセラピストは,その謎をご本人が解けるように,その謎を≪共に見る≫,共にのぞき見する,ことが,大事な務めになりますね。
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