MDMAも、扱いが簡単ではなさそうですね
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.226の、フランクの後から。
薬物治療はどうかしら?
人々は、トラウマからくるストレスを治療するために、いろんな医薬品を使うのが常です。どんな文化、どんな世代にも、どの医薬品を選ぶか、好みがあります。ジン、ウォッカ、ビール、ウィスキーやら、ハシッシュ、マリファナ、キャナビス、ガンジャ、コカインやら、オキシコンチンのようなオピオイド(脳内麻薬)やら、ヴァリウム、ハナックス、クロノピンのような向精神薬やら、です。気分が落ち込めば、気分が落ち着いて、自分で自分をコントロールする気分になることなら、何でもやるでしょう。
酒や麻薬も含めて、気分が落ち込んだり、自分で自分をコントロール出来ないと感じる時には、薬物に頼りがちになります。薬物は、うまく付き合うことが出来ればいいのですが、そうでない場合もかなりあります。だいいち、薬物は根本治療ではなくて、あくまで、対処療法であることをお忘れなく。
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