エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#互いに大切にしあいなさいは唯一の普遍的原理 #日常生活を礼拝にすること は #キリストの新しい約束の基づく #命の一巡 #ヌミノース こそ #エリクソン心理学の源

2018-04-21 06:00:05 | エリクソンの発達臨床心理

 
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 Toys and Reasons 『おもちゃ  賢慮』から,Ritualization in Everyday Life  日常生活の中で礼拝すること の p.87,第2パラグラフから。

 

 

 

 

 そのお母さんが自分の赤ちゃんを1つの名前で呼ぶという事実を取り上げてみましょうね。この名前は慎重に選ばれ,おそらくは,ある名づけの日々の礼拝によって,確定され,ご両親と地元の人によって,なくてはならないものとして定着したんでしょう。しかし,このような名づけの流れがどのような意味をその名前にもたらしたとしても,その名前の意味は,母子のあいさつの流れの中で名前が繰り返し呼ばれる呼び方に,かなり影響するものです。それとともに,名前の意味は,そのお母さんがその赤ちゃんを大切にする配慮も,重視することにもなりますでしょ。お母さんが自分の赤ちゃんを大切にする配慮は,お母さん(達)にとって特別に善い意味があるばかりではなくて,結局はその子供にとっても,特別に善い意味がありますでしょ。このようにして,そのお母さんは,特別な呼び名で自分自身を呼ぶようになります。このように,特別に善い意味と歓びお互いに合い印として伝え合うことは,日常生活を人間にふさわしく礼拝にする中にある唯一の普遍的な源(驚きを伴う特別な歓び:ヌミノース)が,「私が生きている」ことを創造する際の源だと思います。この唯一の普遍的源(驚きを伴う特別な歓び:ヌミノース)は,お互いに顔と顔を見つめ合うことと,お互いに名前と名前を呼び合うことによって,(訳注:キリストの新しい約束そのものの)「互いに大切にしあいなさい」という聖書の言葉を一回出来事にする命の一巡に基づいているわけです。






 このように,毎日礼拝,日常生活を礼拝にすることは,キリストの新しい約束,「互いに大切にしあいなさい」(ヨハネによる福音書 13:34,35)の基づいています。この聖書の言葉「互いに大切にしあいなさい」が,日常生活を礼拝にする際の,唯一の普遍的原理です。

 つまり,日常生活を礼拝にすることは,キリストの新しい約束「互いに大切にしあいなさいを日々の何気ない生活の中で,実践することにほかなりません

  

 「私が生きている」ことを創造することこそ,キリストの新しい約束,「互いに大切にしあいなさい」を一回実現する命の一巡と,それに伴う驚きを伴う特別な歓び(ヌミノースに基礎づけられています。

 したがって,エリクソンの心理学日常生活を礼拝にする心理学は,キリストの新しい約束互いに大切にしあいなさい」を唯一の普遍的原理とするとともに,驚きを伴う飛び上がる程の歓び,ヌミノース唯一の源(心の元素)としています。

 エリクソン心理学は,ひとりびとりの人が「私は生きている」ことを創造する心理学です。EMDRのセラピーをしたキャシーのケースからも分かるように,「私が生きている」ことを創造する点でも,ヴァン・デ・コーク教授のセラピーも,エリクソン心理学の流れにある,と考えて大過ありません

 今のニッポンで,生きる意味と実感を失っている人発達トラウマ障害の子どもと大人が大量生産されているのは,「互いに大切にしあいなさい」が日々の生活の中で深刻に侵されているからです。

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