インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 人生の愉しみの秘密、恵みの源 呪いの源戦争はダメだぁ 倫理がバラバラだと、自分はブラブラ! 改訂版 最も大事なものは、人の心、そこに根差すスピリット。 p241ブランクの後から......
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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
今朝は,シリーズで訳しているところはお休みして,今日も,脳と身体の話。
第2章。「革命 心と脳を理解する点で」に入ります。p.23の,ブランクから。一段落全部を訳しました。
ダウンするまでのトラウマ
私は,夜と週末,病棟で過ごすことがよくありました。そのおかげで,医者たちが,病棟にちょっと来ただけでは気が付かないいろんなことに,私は目が開かれる思いがしましたね。患者さんたちは,眠ることができませんでしたし,バスローブをピッタリと身にまとって,うろうろと歩き回って,ナースステーションに話に行ったりすることが多かったんです。夜は静かですから,患者さんたちも心開いて,打っ叩かれたり,乱暴されたり,性的ないたずらをされたりした話を,私までしてくれました。それは,親からされることが多く,親せきや,クラスメート,ご近所の人の場合もありました。夜にベッドに横にされ,恥ずかしくて,誰も助けてくれず,怖かった思い出や,母親が父親や男友達からぶん殴られるのが聞こえてくる思い出,両親が恐ろしいほど脅かしあって怒鳴りあっているのが聞こえてくる思い出,いろんな家具が壊される音が聞こえてくる思い出を,私にも話してくれました。飲んで帰ってくる父親の話をしてくれた人もありました。近づく足音に聞き耳を立てたこと,父親が部屋に入って来て,自分らをベッドから引きづり出し,でっち上げたことで自分等を罰するのを,どうやって待ち構えたのか,も話してくれました。横になり,目覚めたまま,動かずに,避けられないことを待った話を思い出した女性も何人もいました。そして,兄弟や父親が,自分を性的になぶりものにするんです。
ヴァン・デ・コーク教授は,本当のことを知りたい,そして,ほっとけない,何とかしたい,と願ったに違いありません。
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