以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

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警告灯点灯しっ放しはダメよ。。。

2017-01-29 12:03:55 | 日記
来月2月から車検時に警告灯点灯しっ放しの車は車検に通らない様になります。。。

ABSやらエアバッグの警告灯点灯を放置している個体は即アウト!

ASRの点灯しっ放しも安全装置に関係するトコなのでアウト。。。

サイドブレーキ警告灯のサイドブレーキ解除状態での点灯はブレーキフルードのレベル低下を示している場合が多いので絶対にアウト!
ブレーキフルードの油面が下がるってコトはフルード漏れも疑われるが、ブレーキパッドの残りが少なくなってパッドが薄くなり、キャリパーからピストンが大きく突出してブレーキキャリパー内のフルード容量が大きくなり規定量だったフルードが大きくなった容量分キャリパーに流れ込むので結果的にマスターのタンク規定量のレベル以下にフルードが下がって点灯ってのも多いので勿論放置は×!

油圧警告灯はエンジンを壊す元凶になりかねませんし、高速走行中にエンジン破損は周囲に被害を及ぼす様な迷惑を掛ける結果になりかねないので絶対ダメ。。。

エンジンチェックに至っては論外。。。

エンジンチェックが点灯している時点でシリンダー内で不正着火しているって場合が多いから排ガスチェックでアウトですけどね。。。ってか、、 、触媒がヤバイ可能性もあるから車両火災に至る可能性を含めてエンジンチェック点灯状態で車検はアカンでしょう。。。

燃えたら周囲危険を及ぼす話ですからね!


球切警告灯に関しては外部の灯火器が保安基準に適合して点灯していれば問題視されないこともあるだろうが、テールを社外LEDに交換している場合等にはイチャモンがつく可能性も否めないですね。

まあ、警告灯類が正常に点灯→消灯していることが原則でありますね。。。

イグニッションONで各警告灯が全点灯する事が条件ですから必殺球抜き誤魔化しの術は原則アウトだそうですよ。(笑)

つまり、、、「警告灯の点灯の原因の根源を解決していない個体は車検に通さないよ。」って訳で、、、警告灯で運転者に警告を促すって事は危険だから警告するのであって、当然と言えば当然。。。

何で今まで警告灯点灯に関して厳しく検査されて来なかったのかが不明ですな。。。


「金が無いから通すだけ車検で!」何てのは警告灯類を誤魔化して通す何て話も横行して来た様なので安全面、、 、ことに周囲に及ぼす危険を考慮する意味で警告灯類のチェックも重要視された事は歓迎出来る話ですね。

「金が無いから。」は理由にならない法改正で整備不良車による社会的経済損失も少なくなる事が期待出来ますね。。。(笑)


W124やW126世代の最低限の警告灯類が点灯しっ放しは特にリスクが高い事を理解すべきですね。

ASRが点灯してても普通に走れるからなどと言う判断で放置しているユーザーも観念する時が訪れましたね。根本的に治すか、車を手離すかをさっさと決めましょうね。(笑)

一応言っておきますが車検の時だけ誤魔化す何て方法は原則的に無いとお考え下さい。

「金が無い。」と言われたら「無理です。」とお断りするしか御座居ませんので御了承下さいませ。