現在、電装系のO/Hでウチに入庫中のW124 E280T君。。。
DENSO製のSCオルタネータへの換装とエアポンプレスKitの装着を行おうとしたら、、、
ベルトテンショナーとアイドルプーリーがダメ〜。。。に、始まり、、、
パワステギヤーBOXのフルード漏れ、リターンホースからのフルード漏れを発見。。。
ついでに下周り点検をしたらデフからもデフオイルがジワジワと。。。
デフマウントもデロデロのデロリアン。。。
プロペラシャフトのコンパニオンプレートも末期状態でプロペラシャフトの中間支持ベアリングもガリガリと。。。( ̄^ ̄)
この時点でオーナーさんに状況をお伝え致しましたところ、、、
「もう一台車を買ったつもりで安心して乗れる様に仕上げて下さい。」
との御指示でしたので電装はオイラ、自動車機構部は都内某有名外車専門整備工場の工場長を長年務められた某職人様のコラボで点検、修理を承りました!
余談ですがウチでは本気なユーザーさんのみエンジンやミッション、足回りまで某職人さんとのコラボで対応しております。
で、、、エンジンとミッション結合部にも嫌なオイル漏れが。。。
ATミッションは以前にO/Hしている様子ですが、何故かミッション自体、、、ミッションの最後端からオイル漏れが。。。
取り敢えずミッション下ろしをして、、 、するとエンジン側もクランクリヤシールからオイル漏れ。。。
ミッションは滑ってなかったし、変速も正常でしたのでミッションはオイル漏れの修理。。。
エンジン側のオイル漏れはクランクリヤ周り一式交換。。。
で、、、ついでにフロントスタビライザーのブッシュとリヤスタビライザーの左右リンクを交換。。。
そこで更にオーナーさんからの天の声。。。
「スロットルアクチュエーターやメインハーネスは大丈夫ですか?」
どちらもそれなりには劣化は進んでいるが至急といった具合ではなさそうである。。。
が、しか〜し。。。「安心」を最優先すると言うオーナー様の御指示によって交換する事に決定!
で、、 、スロットルアクチュエータが部品で286,100円(税別)也。。。
メインハーネスが部品で215,500円(税別)也。。。右Hなのもあって激しい価格。。。
しかも、メインハーネスに至っては国内在庫残1台分と来たもんだ。。。
もう、生きてる個体が少なくなったモンだからダイムラークライスラーも日本に輸入してないんだろうね。。。
このメインハーネスも消耗品ではあるが、放置するとHFMを逝かしてしまうと言う恐ろしい消耗品である。。。
で、、、HFMが逝く原因を突き詰めると高電圧が流入するハーネスのショートが原因となる。
メインハーネスで高電圧が流入しているハーネス部分とは、、、
センサー類やアクチュエータ類の信号送信ラインは仮にショートしてもHFMが逝く様な状況には陥らずハーネスさえ交換してやれば大事にも至らない事が多い。
高電圧だけで見てみるとやはりHFM内蔵のイグナイターの焼損が多いことからメインハーネスのイグナイターからイグニッションコイルに入る一次側ハーネスがショートすることで大電流がイグナイターに流入してイグナイターを焼損しているという地絡事故が圧倒的に多い。
よって、弊社では新品のメインハーネスから一次側のイグナイターラインを加工して車載用シリコンハーネスに交換してしまいタペットカバー上を通る様な過酷な部分に純正の再生電線の様な貧弱なハーネスを使用しない仕様に改良してしまうと共に、エアマス等のアースラインの強化を図り電気の流れの改善も同時施工しております。
勿論、相応のコストは掛かりますが先々のメンテナンスに係る経費を考えますと故障し難い仕様の方がベストですからね。。。
目先のコストしか考えられないユーザーさんには向かない話でしょうが、相応の維持予算が出ないユーザーさんが乗る車種じゃないってコトですね。
流石に20年以上の歳月を経て維持には相応の覚悟を要する車種になりましたが、こういった個体の維持が出来る方々には快調であれば非常に楽しい個体ですよね。。。
ウチにも相変わらずW140,W126と高貴なお嬢様姉妹が鎮座しておりますが、私も他に欲しい車ってのが旧車ばかりで華々しく予算が大きいモノばかりなので自分の身の丈を考えて今後もW140,W126姉妹を大切にして乗って行こうと覚悟を決めて扶養しております。。。
でも、、、ベントレーターボRL欲しい。。。(笑)
フェラーリテスタロッサも欲しいけど現在の住宅と駐車場条件じゃ厳しいね。。。
ウチの地下駐車場のスロープ通れないし。。。(汗)
旧車趣味を楽しめる人にはそれぞれ思い入れがあって、話をしていると私も同感なところや感銘を受ける話もありまして、、、
現在の新車に欲しい車が見当たらない。。。→趣味を楽しむ車が見当たらない。。。→バブル期までのハイコストな車が見当たらない。。。→自分が若者だった頃に一目惚れや憧れた車に乗りたい。。。
と、、、そんな具合で毒車に乗るユーザーさんがウチのお客様に共通する特徴的なところですね。。。
だから、ウチでレストアして絶好調で乗りたいと御依頼下さる話が多いですね。
最初は電装系で入庫して、、、最終的に車一台作る様な話に発展するケースが多いですね。
整備は整備の専門職人さん。エンジンもATもデフもO/H出来ますし毒車を知り尽くしてます。
勿論、車検もOKですし足回りの修理や調整もOKです。
板金塗装や内装ウッドの補修はそちらの専門職人さん。エアロの補修も勿論、御希望ならばエアブラシで絵まで描いてくれます。(笑)職業訓練校の講師も務める生粋の職人さんです。
で、、、電装系に絡むお話はウチの仕事。。。ってな具合で餅は餅屋の専門家が車屋の範囲を超越した仕事で毒車の仕上げに日々精進です。。。(笑)
さて、この3月は業務多忙で怒涛の年度末となっております。。。
メールによる新規の御相談の返信が遅れることも御座居ますが何卒御理解下さいませ。。。
DENSO製のSCオルタネータへの換装とエアポンプレスKitの装着を行おうとしたら、、、
ベルトテンショナーとアイドルプーリーがダメ〜。。。に、始まり、、、
パワステギヤーBOXのフルード漏れ、リターンホースからのフルード漏れを発見。。。
ついでに下周り点検をしたらデフからもデフオイルがジワジワと。。。
デフマウントもデロデロのデロリアン。。。
プロペラシャフトのコンパニオンプレートも末期状態でプロペラシャフトの中間支持ベアリングもガリガリと。。。( ̄^ ̄)
この時点でオーナーさんに状況をお伝え致しましたところ、、、
「もう一台車を買ったつもりで安心して乗れる様に仕上げて下さい。」
との御指示でしたので電装はオイラ、自動車機構部は都内某有名外車専門整備工場の工場長を長年務められた某職人様のコラボで点検、修理を承りました!
余談ですがウチでは本気なユーザーさんのみエンジンやミッション、足回りまで某職人さんとのコラボで対応しております。
で、、、エンジンとミッション結合部にも嫌なオイル漏れが。。。
ATミッションは以前にO/Hしている様子ですが、何故かミッション自体、、、ミッションの最後端からオイル漏れが。。。
取り敢えずミッション下ろしをして、、 、するとエンジン側もクランクリヤシールからオイル漏れ。。。
ミッションは滑ってなかったし、変速も正常でしたのでミッションはオイル漏れの修理。。。
エンジン側のオイル漏れはクランクリヤ周り一式交換。。。
で、、、ついでにフロントスタビライザーのブッシュとリヤスタビライザーの左右リンクを交換。。。
そこで更にオーナーさんからの天の声。。。
「スロットルアクチュエーターやメインハーネスは大丈夫ですか?」
どちらもそれなりには劣化は進んでいるが至急といった具合ではなさそうである。。。
が、しか〜し。。。「安心」を最優先すると言うオーナー様の御指示によって交換する事に決定!
で、、 、スロットルアクチュエータが部品で286,100円(税別)也。。。
メインハーネスが部品で215,500円(税別)也。。。右Hなのもあって激しい価格。。。
しかも、メインハーネスに至っては国内在庫残1台分と来たもんだ。。。
もう、生きてる個体が少なくなったモンだからダイムラークライスラーも日本に輸入してないんだろうね。。。
このメインハーネスも消耗品ではあるが、放置するとHFMを逝かしてしまうと言う恐ろしい消耗品である。。。
で、、、HFMが逝く原因を突き詰めると高電圧が流入するハーネスのショートが原因となる。
メインハーネスで高電圧が流入しているハーネス部分とは、、、
センサー類やアクチュエータ類の信号送信ラインは仮にショートしてもHFMが逝く様な状況には陥らずハーネスさえ交換してやれば大事にも至らない事が多い。
高電圧だけで見てみるとやはりHFM内蔵のイグナイターの焼損が多いことからメインハーネスのイグナイターからイグニッションコイルに入る一次側ハーネスがショートすることで大電流がイグナイターに流入してイグナイターを焼損しているという地絡事故が圧倒的に多い。
よって、弊社では新品のメインハーネスから一次側のイグナイターラインを加工して車載用シリコンハーネスに交換してしまいタペットカバー上を通る様な過酷な部分に純正の再生電線の様な貧弱なハーネスを使用しない仕様に改良してしまうと共に、エアマス等のアースラインの強化を図り電気の流れの改善も同時施工しております。
勿論、相応のコストは掛かりますが先々のメンテナンスに係る経費を考えますと故障し難い仕様の方がベストですからね。。。
目先のコストしか考えられないユーザーさんには向かない話でしょうが、相応の維持予算が出ないユーザーさんが乗る車種じゃないってコトですね。
流石に20年以上の歳月を経て維持には相応の覚悟を要する車種になりましたが、こういった個体の維持が出来る方々には快調であれば非常に楽しい個体ですよね。。。
ウチにも相変わらずW140,W126と高貴なお嬢様姉妹が鎮座しておりますが、私も他に欲しい車ってのが旧車ばかりで華々しく予算が大きいモノばかりなので自分の身の丈を考えて今後もW140,W126姉妹を大切にして乗って行こうと覚悟を決めて扶養しております。。。
でも、、、ベントレーターボRL欲しい。。。(笑)
フェラーリテスタロッサも欲しいけど現在の住宅と駐車場条件じゃ厳しいね。。。
ウチの地下駐車場のスロープ通れないし。。。(汗)
旧車趣味を楽しめる人にはそれぞれ思い入れがあって、話をしていると私も同感なところや感銘を受ける話もありまして、、、
現在の新車に欲しい車が見当たらない。。。→趣味を楽しむ車が見当たらない。。。→バブル期までのハイコストな車が見当たらない。。。→自分が若者だった頃に一目惚れや憧れた車に乗りたい。。。
と、、、そんな具合で毒車に乗るユーザーさんがウチのお客様に共通する特徴的なところですね。。。
だから、ウチでレストアして絶好調で乗りたいと御依頼下さる話が多いですね。
最初は電装系で入庫して、、、最終的に車一台作る様な話に発展するケースが多いですね。
整備は整備の専門職人さん。エンジンもATもデフもO/H出来ますし毒車を知り尽くしてます。
勿論、車検もOKですし足回りの修理や調整もOKです。
板金塗装や内装ウッドの補修はそちらの専門職人さん。エアロの補修も勿論、御希望ならばエアブラシで絵まで描いてくれます。(笑)職業訓練校の講師も務める生粋の職人さんです。
で、、、電装系に絡むお話はウチの仕事。。。ってな具合で餅は餅屋の専門家が車屋の範囲を超越した仕事で毒車の仕上げに日々精進です。。。(笑)
さて、この3月は業務多忙で怒涛の年度末となっております。。。
メールによる新規の御相談の返信が遅れることも御座居ますが何卒御理解下さいませ。。。