最近、、、中古車屋で購入した個体を『分からないから。』と言う形でユーザーさんより当社に点検依頼を戴く事が多い。。。
☆画像と本文は関係御座居ません。
ほんでもって真剣に個体を試乗したりすると非常に恐ろしい事実が判明したりする。。。
中でも走らなきゃ判らない部分について非常に多いのがブレーキの不良である。
メルセデスのブレーキは旧世代であったって日本車のブレーキとは違ってカチッと効く筈なのだが、、、ペダルの踏み代が殆ど無くて思いっきりペダルを踏んでも止まらない。。。😱
ユーザーは勿論、購入した中古車店に文句を言うと中古車店は『外車はこんなモンですよ。』と取り合わない。。。😡
こんなんじゃ事故に繋がりかねない重要保安部分の故障も中古車店は自店の利益と天秤に掛けて逃げ続けるケースを多く聞く。。。
多くはマスターシリンダーが抜けて倍力装置として機能していないケースが殆どだが、中古車店の丁稚奉公の小僧ならともかく、車屋の業界に下足をつけて何十年もやっている販売者が人の命にも関わる瑕疵をスルーするとあっちゃ穏やかじゃない。。。
車として『走る曲がる止まる』の基本的な部分だけはキチンとして欲しいと思うのが老婆心であるが、保証付販売であっても基本的な部分をカバーしていないケースも多い。。。
結局は『旧車は儲かる。』と皮算用で仕入れた個体を現状販売で仕入値に大きく利潤を乗せて売りっ放しが一番理想的だと言う話に堕ちる。。。😱
それが販売利益獲得の為に『納車整備費用』と言う名目で費用を回収するから可笑しな事になるんだわな。。。😣
納車引渡し後に『ブレーキの不良』を販売店に申し立てても『納車引渡し前はキチンと止まってた。』と眉唾物の言い訳をされてスルーされるのが関の山やねん。。。
30年選手の毒車が完璧なコンデイションで中古車店に並んでいるとは絶対に思えないし、専門店並の抜け目の無い相応の整備を受けているタマならば相応のプライスタグが着けられている筈やねん。😎
恐らく多くのユーザーさんは中古車店で試乗もして決めたと言うプロセスなのだろうが、幾ら30年選手の毒車であったって正常ならばブレーキペダルが深い訳が無いし、ATからガツンガツンショックが来る訳が無い。兎に角、現在中古車店に並んでいる毒車のタマに購入してそのまま無事に乗れるタマ何ぞ無いと考えるべし。
中古車店の多くは中古車オークションでタマを仕入れているが、オークションに飛んでるタマと言うのは当然出品者が居る訳である。
中には何らかの理由で出品者が店頭で販売出来ないタマも多く転がっているし、前ユーザーが修理修理で修理代でパンクして手放したタマも多くあります。
それを極力予算を抑えて商品車っぽく仕上げて利潤を大きく載せて現状販売で後腐れ無く売れれば万々歳と考える中古車屋がそんなタマに手出しして博打を打つ訳である。
中古車店側としては販売後にどんな不具合が出ても惚けてスルーして逃げ切れればWin。。。
つまり、毒車を購入すると言う事は中古車店の手厚い保証何ぞ皆無だと認識してあくまでもベース車を購入して、購入後にマトモに乗れる様に専門店でメンテナンスを受けるに必要な予算を準備しておくと言うのが賢明な判断だと言う事になる。
まあ、その固体の新車時の車両価格位は最低でも準備しておくべきですな。。。
仮にユーザーが中古車店をゴリゴリに押して保証修理を強引に請けさせた場合にはロクな修理を受けて帰って来ないと覚悟しましょうね。。。😱