最近、、、W124の中古車を購入してレストアを希望されるユーザーさんが増加中です。。。

☆画像と本文は関係御座居ません。
多くは個体を手に入れて、後は我々専門業者に依頼すると言ったスタンスが多いのですが。。。
中にはこの30年選手の何が眠っているか分からない毒車を購入したにも拘らず、、、
国産高年式車の中古車と同じ様な販売保証を求めるユーザーも実際に居る。。。
当社に入庫させて点検によって判明した部分をピックアップして御見積差し上げると購入した中古車店に最悪怒鳴り込むと言った流れである。。。
中古車店も多くは毒車専門店では無いのでW124特有の故障や不具合、定番消耗品について熟知されていない事からユーザーに怒鳴り込まれても寝耳に水である事が実に多い。。。
特に毒車は消耗品の類が実に多いので中古車販売業者にとっても何処まで面倒見たら良いのかボーダーラインが決められないと言う現実がある。

☆画像と本文は関係御座居ません。
30年選手の個体、、、況してや何処に爆弾💣が眠っているかも不明な毒車に保証付き販売などリスクが高いし博打にもならん。。。
それでもどんなに旧い車を購入しようが販売保証を求めて来るユーザーは必ず居る。。。
それも販売時の契約が『現状販売』にも関わらずだ。。。
『買って直ぐなんだから‼️』を武器に中古車店に捩じ込むユーザー。。。
おいおい。。。『現状販売』とは現車の引渡しを受けて数メートル走っただけで故障しても販売者側に責は無いよって話でっせ。。。
勿論、そんな折衝は日常茶飯事の中古車屋さん。。。
30年前の毒車の蟻地獄にもなりかねん個体のクレームを受け入れなければならない。。。
で、、、中古車店側は『面倒見ます。』と一旦現車を回収して整備業者に出すが多くの入庫先は『専門店』では無い。。。ヘタすると毒車固有の知識も伴わない民間車検場だったりする。。。
点検の結果、消耗品の問題だったりすると純正部品は一切使わず格安社外品で賄うのが常である。。。そりゃそうだ。クレーム修理に経費は掛けられんわな。。。😓
怖いのはオイル漏れの類の修理やねん。。。
Oリングやパッキン交換をキチンと行ってくれれば何も問題は無いが、、、漏れ箇所を洗って液体シールをテンコ盛り何て常套手段からタペットカバー等に至っては規定トルク以上のトルクでガンガン増し締めして『はい❗️完了‼️』ってのも実際にある。。。
酷いのはオイル漏れ箇所をパーツクリーナーで洗って終了ってのもあったな。。。
で、、、そんな経費節減の憂えき目に遭遇した現車が再びオーナーの元へ戻る。。。
オーナーはクレーム該当箇所の修復は完全に治ったと思い込んでますわな。。。そりゃ当然。😅
その後に再びウチに何らかの点検修理、改良で入庫してオーナーからクレーム該当箇所の修理について話を聞きますわ。。。
その部分について目視確認をすると、、、確かに部品交換はしてあるが我々毒車専門業者間では有名な格安社外粗悪品メーカーのモノに化けていたり。。。
すると、、、クレーム該当の他の箇所の修理についても疑いたくなる。。。
車台をリフトアップしなければ確認出来ない箇所についてはもっと凄い修理を受けていたりするが恐ろしくてココでは書けない。。。😱
ほんでもって、、、それから一年も経たずに再び不具合が出て前回のクレーム修理から半年以上が経過している事からユーザーは実費修理を余儀無くされる。。。
クレーム修理で交換された格安粗悪社外部品も再び交換対象となって結局はユーザーの負担となると言う構図。。。
旧い車を手に入れると言う事は購入後にお金が掛かると言う事なのだが、納車後に時間が経ってないからと言って販売店に負担させようと言う思考は時間も掛かる上にそう言ったリスクもはらんでいると言うお話です。
それが嫌なら高年式の国産車にでも乗り換えた方が宜しいでしょうな。。。