AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

こういう風が昨日ふいてくれれば

2012年07月09日 | 仕事


 体験フライトのために知多のほうから来てくださったお二人の女性と高塚へ。到着すると風向はベストな南ながら風速は弱目。試しに風速計で確認してみると、最大16km/h、平均13km/hという数値。うーん、平均13km/hって、さすがにソアリングは無理な風速だけど、ひょっとして翼面積の大きな機体に、体重が軽くなってしまった私が乗ればイケルかもしれない…ということで、数日前からお借りしているMサイズ試乗機でテイクオフすると、なんとか上昇することができたのでした。でも遊んでいてはイケナイ(?)ので、10分も飛ばないうちにトップランディング。風向は本当にぴったり真正面なので、そのあとで少し風速があがったところで皆さんも普通にソアリングができるようになったのでした。
 お昼頃からはタンデム機でもOKな風になってくれたので、お待たせしていた体験フライトを開始。風向が良いのでテキトーに飛んでも高度維持ができてラクチンです。もう一人の体験の女性は豊川のAさんにおまかせしたので、風もいいことだし1時間ぐらい飛ぼうかな…と思っていたら30分を過ぎたあたりで、はじめは涼しいと言っていたパッセンジャーのOさんが「ちょっと寒くなってきました」とのことなのでランディング。Oさんはちゃんと長袖の上着を着て飛んでおり、私なんかはTシャツで飛んでいても大丈夫だったのですが、やっぱり体感温度は個人差が大きいのでしょうか、もう一人の女性は同じような服装でもっと長時間とんでいても平気だったようですから。
 その後はまた少し風が弱まりましたが、ずっとソアリングできるコンディションが続き、皆さんが飛び終わってから私もソロでこそこそとフライトすることに。テイクオフしてすぐにトップランディング、ホールドしてそのままもう一度テイクオフというのを何回かやって、最後に三ヶ日ではなく私達のテイクオフにトップランディングしてみると…風がちょうど良いからできるんですね、こういう日に限ってはキッチリと。
 過去に何回か自分たちのテイクオフに降りたことがありますが、結果的になんとか無事に降りていても、実はそれほどきれいにやれてはいなかったのは自分でも判っていたので、「やっぱり無理があるよなー」と思って以来やめていました。今回は久しぶりにやってみて意外にスムーズにできたのは、低速でも失速せずにねばるようになった機体の性能が進歩しているためなのかもしれません…って、そーか、私が上手くなったわけじゃないんだ、残念だ、とほほ。
 でも、三ヶ日がわよりもすごく狭く感じられるので、やっぱり降りないほうが良さそうです。


 動画 → 夕方まで飛びほうだい(?)でした