今日もいい天気。
さて、今日は素敵な本を紹介します。
井嶋敦子さん作、こばやしまちこさん絵の「ゴール!おねしょにアシスト」
やはり、前に読んだのだけど、慌ただしい中では紹介できず、遅ればせながら今日になりました。
友だちの大事な本なれば、ゆっくりしたときに紹介したくて・・・が私の気持ちです。
一気に読んだけど、本当にいい本だった。
小学4年生の海斗のサッカーの試合で物語が始まる。
サッカー大好きな子どもはすぐに引き込まれるだろう。
サッカーオンチの私でも、ヒヤヒヤする試合。臨場感があふれている。
さすが、敦子さん!
その海斗の悩みはおねしょすること。
1年生の妹のなつみは笑うけど、お母さんは大丈夫、大丈夫という。
そんな海斗のもとにママの友達と子どもの礼流(れいる)がひょんなことから泊まることなった。
同じ部屋に泊まるなんてと思う海斗・・・一方、礼流も・・・
それから物語は展開してサッカー仲間のまほも・・・
「おねしょ」というのは病気であり、小児科医である敦子さんの物語はとても貴重だし、具体的なアドバイスをもらえて、心強い。
なるほど、なるほどと思いながら読み進める。
本を読みながら、診察を受けている気がするし、よくなっていく気がするのです。
いや、実際によくなっていく。
なおるのです!
サッカーのように、おねしょについてもアシストあり。
海斗と礼流とまほがとってもいい。友情がいい、アシストがいい。
お薬のこと、尿の量、塩分・・・すべてが納得。
説得力があり、おねしょに悩んでいる人は必読だし、またおねしょに関係のない人も読むべきだと思う。
そうすると、からかうこともしないだろうしね。
また、発達障害のことも出てきて、本当に素晴らしい本だった。
相変わらず、紹介になっていないけど、とにかく読んでみて!
敦子さんの本に救われる子どもも大人も必ずいると思う。
かつて学生時代に著名な作家(児童文学の講義だった)が「ぼくは結構大きくなるまでおねしょしていたんだ」と話してくれた。
あのとき、「ふぅん、そうなんだ」と思った。
昔は、おねしょ云々なんて大げさには言わず、みんなが「まあ、そのうちなおるさ」と鷹揚だった気がする。
でも、昔は悩まない子もいただろうけど、気にしていた子もいただろうと思う。
おねしょをすることで心が暗くなるのがいちばんもったいない。
敦子さんの本は前向きに生きることを具体的に教えてくれた。
だから、ぜひ読んでほしい。
本代だけ(診察代は不要)で、おねしょがなおる!
心が明るくなります。
いい本に出会いました。
お子さんへ、あるいはお孫さんへ、保護者の方へのプレゼントもいいですね
以下、備忘録。
今日は桜木町で創作の会「ローズ・チョコレート」
以前書いた幼年童話を絵本テキストにして持っていく。
今日も貴重なアドバイスをもらったが、さてどうすべきか。
自分の思いも捨てがたく・・・推敲が難しい。
敦子さんのように自分しか書けない物語を書いていきたいと思うのだけど・・・。
敦子さんからパワーをいただきました。
ありがとう(*^_^*)
文章を読みながら泣けてきました。
書いて良かった、諦めないで良かったと。
自分でも気づいていなかったところを、教えていただいた気がします。
感謝感激です!
コメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなってごめんなさい。
泣けてきたなんて・・・恐縮です。
本当にいい本です。敦子さんの小児科医、作家としての素晴らしい本だと思います。
たくさんの方が読まれますように!!