山の生き物【デンデンムシ】06.6.14から08.7.13、転載、加筆しました。
06.5.5、カミさんが「おとうさんはよう来て来て」「なんぜよ?」「はよう来てちや」、いそいで駆けつけると「太いろう!」とカミさんが指差す先には、なーんだ、でんでんむしむしかたつむりではないですか。子どもの頃から慣れ親しんだサイズのものでしたが、カミさんは街育ち、生まれて初めてこんなでかいカタツムリを見たそうです。
デンデンムシはかなりたくさんの種を見てきたのですが、それほど興味がわかずに、名前まではしらべませんでしたので、この個体の名前も知りません。この種は当地では最大になるようで、もっと大きなものをみたことがあります。
***************************
概要、出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カタツムリという言い方は日常語であって、生物学的な分類単位ではないため厳密な定義はない。陸貝(陸に棲む腹足類)のうち、殻のないものをおおざっぱにナメクジと言い、殻を持つものをカタツムリやデンデンムシなどと呼ぶ。しかし殻に蓋をもつヤマタニシや細長い殻をもつキセルガイなど、「貝らしい」姿のものは一般にはカタツムリとは呼ばれない傾向がある。従って一般には蓋がなく触角の先に目を持つ有肺類の陸貝を言い、なかでも球型~まんじゅう型の殻を持つものを指すことが多い。
日本産ではオナジマイマイ科やニッポンマイマイ科の種類が代表的なものである。乾燥に弱く、移動能力が小さく、また、長距離の移動や山脈や水域を越えるのも難しいため、地域ごとに種分化が起こりやすい。種類は北より南の地方で多い傾向があるのは他の動物群と同様である。日本列島に限っても、広い分布域をもっているのは畑地や人家周辺にも見られるウスカワマイマイや、外来種のオナジマイマイなどごく僅かな種で、それ以外のカタツムリは地域ごとに異なる種が棲んでおり、関東と関西では多くの種類が入れ替わっている。また島などでは特に種分化が起こりやすく、南西諸島や小笠原諸島では島ごとに固有種が進化していることも多い。このような種分化は地球規模ではさらに顕著で、大陸間では科や属のレベルで大きく異なるのが普通である。
***************************
先日、ミカンの里、香南市香我美町山北でミカン栽培の講習会があり出席しました。摘果の講習でミカンにキズがついたものを取り除く説明のとき「このミカンのキズはウスカワマイマイの食害です」と解説があり、ミカンを手に取ってみてみました。キズは既に乾いて白っぽく硬くなっていましたが、キズは浅く舐めとったようでした。
気をつけて葉の付け根や葉の裏を覗いて行くと幾つものウスカワマイマイが潜んでいました。
06.5.5、カミさんが「おとうさんはよう来て来て」「なんぜよ?」「はよう来てちや」、いそいで駆けつけると「太いろう!」とカミさんが指差す先には、なーんだ、でんでんむしむしかたつむりではないですか。子どもの頃から慣れ親しんだサイズのものでしたが、カミさんは街育ち、生まれて初めてこんなでかいカタツムリを見たそうです。
デンデンムシはかなりたくさんの種を見てきたのですが、それほど興味がわかずに、名前まではしらべませんでしたので、この個体の名前も知りません。この種は当地では最大になるようで、もっと大きなものをみたことがあります。
***************************
概要、出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カタツムリという言い方は日常語であって、生物学的な分類単位ではないため厳密な定義はない。陸貝(陸に棲む腹足類)のうち、殻のないものをおおざっぱにナメクジと言い、殻を持つものをカタツムリやデンデンムシなどと呼ぶ。しかし殻に蓋をもつヤマタニシや細長い殻をもつキセルガイなど、「貝らしい」姿のものは一般にはカタツムリとは呼ばれない傾向がある。従って一般には蓋がなく触角の先に目を持つ有肺類の陸貝を言い、なかでも球型~まんじゅう型の殻を持つものを指すことが多い。
日本産ではオナジマイマイ科やニッポンマイマイ科の種類が代表的なものである。乾燥に弱く、移動能力が小さく、また、長距離の移動や山脈や水域を越えるのも難しいため、地域ごとに種分化が起こりやすい。種類は北より南の地方で多い傾向があるのは他の動物群と同様である。日本列島に限っても、広い分布域をもっているのは畑地や人家周辺にも見られるウスカワマイマイや、外来種のオナジマイマイなどごく僅かな種で、それ以外のカタツムリは地域ごとに異なる種が棲んでおり、関東と関西では多くの種類が入れ替わっている。また島などでは特に種分化が起こりやすく、南西諸島や小笠原諸島では島ごとに固有種が進化していることも多い。このような種分化は地球規模ではさらに顕著で、大陸間では科や属のレベルで大きく異なるのが普通である。
***************************
先日、ミカンの里、香南市香我美町山北でミカン栽培の講習会があり出席しました。摘果の講習でミカンにキズがついたものを取り除く説明のとき「このミカンのキズはウスカワマイマイの食害です」と解説があり、ミカンを手に取ってみてみました。キズは既に乾いて白っぽく硬くなっていましたが、キズは浅く舐めとったようでした。
気をつけて葉の付け根や葉の裏を覗いて行くと幾つものウスカワマイマイが潜んでいました。