土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

イノシシの食べ物

2009-07-01 06:30:00 | 狩猟とナイフ
 イノシシは何を食べているのでしょう。

画像:2009年6月21日、ヤマモモを食べるハナ子。

イノシシは雑食
 イノシシはグルメです。その上大食漢。それもそうでしょう。あの体格を維持して野山を駆け巡る生活をしているのですから。

 イノシシの大好きな食べ物の中に果物があります。山で自生しているドングリ類や栗はもとより、柿、ビワ、モモ、梨、ヤマモモ、スモモ、ミカンなど里山や畑で栽培する果物類はほとんど好んで食べます。

 上の画像は、私のペット?愛猪「ハナ子」です。猪団地に住んでいまして今年初めて収穫したヤマモモを食べているところです。今年は表作のはずだったヤマモモがそれほど生っていなくて、勇んで収穫に行って肩すかしをくいました。
 
 イノシシはヤマモモが大好きです。与えると目を細めて味わいます。硬い種までばりばりと噛み砕いて食べてしまいます。しかし、木に登って食べるわけではありません。あまり木に登るのは上手ではないようです。ハナ子が小さいとき、いくらおだてても庭の木には登ろうとはしませんでした。ヤマモモが熟して落下したものを食べるのです。ハナ子にあげたヤマモモを収穫にいったときです。イノシシが食べに通っている痕跡がありあり。ヤマモモの木の根元にはスリツケの痕があります。それほど大型ではなく、せいぜい40キロほどあろうかというイノシシのようです。山の斜面には通い道であるハシリができています。

 ワナ猟初心者の方向けに美味しい話を。
ヤマモモの場合以外でも一般的に言えるのですが、えさ場にワナをしかけてはなりません。捕まえた場合でも、ワナが作動して失敗した場合でもそのポイントが潰れてしまうからです。ワナを設置するのはそこに通っている山の中の獣道(ハシリ)に仕掛けるのが正解です。イノシシがえさ場に一匹だけ通っている場合でも複数のイノシシが通っている場合でも、ハシリは複数あります。そこに仕掛けるのです。そうすると一カ所でワナが作動していても餌場に警戒心をもたなければその餌場に通い続けます。