土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

タケノコの脱皮

2010-04-30 07:21:00 | 生き物色々
 2010年4月28日、孟宗竹のタケノコが生長して脱皮?がはじまりました。

 

 タケノコは節と節の間がぐっと縮まっています。土から顔を出しどんどん、どんどんと光を求めて伸び上がっていきます。地下茎に近い下の節から順に伸びて行きます。伸びる間はその部位は柔らかく、私たちはそこを食します。伸び切ってしまうととても硬くなってきます。柔らかいタケノコの肌などを守るのがタケノコの皮なのです。

 ちなみに、タケノコの節は孟宗竹で約60節あるそうす。土の中にあるうちに全て出来上がるそうですので、タケノコを掘って食べると、私たちは竹を丸々1本食べてしまうことになります。


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タケノコは地中にあるうちに節が全て(孟宗竹で約60)形成され、根に近い節から順に伸長してゆく。節の数については、同じ地下茎ならみな同じとの調査結果がある。 また、固いタケノコの皮(稈鞘)は柔らかい本体(稈)を保護するだけでなく、節の生長を助ける役割を持っている。このため若竹の皮を取ると、その節の生長は止まってしまう。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

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 筍の皮は繊維が丈夫で縦には裂けますが、横には裂けません。昔はその性質を利用してタケノコ草履が作られていました。また、筍の皮の内側はツルツルしてるのでご飯等がくっつきにくく、オニギリを包むのに便利でした。防腐効果も高いといいます。昔、父から皮を拾い集めて、業者に販売もしていたと聞いたことがあります。

 画像のように伸び切って硬くなり、必要がなくなった皮は自然に剥がれて落ちるようになっています。

 このタケノコの皮、ものすごく滑り易いので気を付けないといけません。滑るのではバナナの皮が有名なのですが、其の比ではありません。特に雨の日は注意が必要です。