エサキモンキツノカメムシ
エサキモンキツノカメムシは漢字で書くと「江崎・紋黄・角・亀虫」。江崎とは、命名者(記載者)の「ハセガワ」 氏が昆虫学者・江崎悌三博士に捧げたためだそうです。学名が「Sastragala esakii HASEGAWA」、半翅目(カメムシ目)・異翅亜目(カメムシ亜目)・ツノカメムシ科に属するカメムシ。
特徴は何といっても背中にあるハート型の模様
画像上の緑色のカメムシはアオクサカメムシ「青・臭・亀虫」?
ミズキ、ハゼノキ、カラスザンショウ、サンショウなどの汁などを好むということですが、これは私が栽培している温州ミカンの興津(早生)の実にとりついて汁を吸っていたものです。
私は、このカメムシを初めて見ました。同じ実に数匹がとりついていたのを発見。カメムシとは気づかず、手を伸ばして見てみようとすると、ぱらぱらと飛んだので初めてムシだと気がつきました。同じミカンの木の実にたくさんとりついていました。
この時期、毎年のようにカメムシの被害が出るので、仕上げ摘果の際にはよく見ながら作業をしていますが、今年は、カメムシは少ないようです。安心して消毒も必要ないと思っていたのですが。カメムシに汁を吸われると、そのミカンの実はやがて全て落下してしまいます。ミカン農家には恐ろしいムシです。
エサキモンキツノカメムシがとりついているのは、3本ほどの木だけのようです。
今年はハクビシンが早くもミカンを食べ出して大きな被害がでています。すでに全滅した木もあります。このムシがついている木も、ハクビシンが食べている木です。ハクビシンは糖度が高い美味しいミカンがなっている木から食べますので、カメムシもそうなのかもしれません。
黒点病・ミカンハダニ・カメムシと三種混合の防除をしました。
即効性があるため、消毒をしたあとで木の下を見ると、数十匹のエサキモンキツノカメムシが落ちていました。
それにしてもこのカメムシ、背中のハート型はみごとです。ハート型そのものですね。ハートのマークは好感がもてるものですが、このムシの場合、あまり好意はもてません。なんといっても、あの臭い。どうしても好きになれません。もっとも、好かれては困るのであの臭いを発するのでしょうが。その上、生業としているミカンの大敵。にっくきヤツなのです。
しかし、なかには、あの臭いが好きだというヒトもいるのですから、ものの好き嫌いは不思議です。
エサキモンキツノカメムシは漢字で書くと「江崎・紋黄・角・亀虫」。江崎とは、命名者(記載者)の「ハセガワ」 氏が昆虫学者・江崎悌三博士に捧げたためだそうです。学名が「Sastragala esakii HASEGAWA」、半翅目(カメムシ目)・異翅亜目(カメムシ亜目)・ツノカメムシ科に属するカメムシ。
特徴は何といっても背中にあるハート型の模様
画像上の緑色のカメムシはアオクサカメムシ「青・臭・亀虫」?
ミズキ、ハゼノキ、カラスザンショウ、サンショウなどの汁などを好むということですが、これは私が栽培している温州ミカンの興津(早生)の実にとりついて汁を吸っていたものです。
私は、このカメムシを初めて見ました。同じ実に数匹がとりついていたのを発見。カメムシとは気づかず、手を伸ばして見てみようとすると、ぱらぱらと飛んだので初めてムシだと気がつきました。同じミカンの木の実にたくさんとりついていました。
この時期、毎年のようにカメムシの被害が出るので、仕上げ摘果の際にはよく見ながら作業をしていますが、今年は、カメムシは少ないようです。安心して消毒も必要ないと思っていたのですが。カメムシに汁を吸われると、そのミカンの実はやがて全て落下してしまいます。ミカン農家には恐ろしいムシです。
エサキモンキツノカメムシがとりついているのは、3本ほどの木だけのようです。
今年はハクビシンが早くもミカンを食べ出して大きな被害がでています。すでに全滅した木もあります。このムシがついている木も、ハクビシンが食べている木です。ハクビシンは糖度が高い美味しいミカンがなっている木から食べますので、カメムシもそうなのかもしれません。
黒点病・ミカンハダニ・カメムシと三種混合の防除をしました。
即効性があるため、消毒をしたあとで木の下を見ると、数十匹のエサキモンキツノカメムシが落ちていました。
それにしてもこのカメムシ、背中のハート型はみごとです。ハート型そのものですね。ハートのマークは好感がもてるものですが、このムシの場合、あまり好意はもてません。なんといっても、あの臭い。どうしても好きになれません。もっとも、好かれては困るのであの臭いを発するのでしょうが。その上、生業としているミカンの大敵。にっくきヤツなのです。
しかし、なかには、あの臭いが好きだというヒトもいるのですから、ものの好き嫌いは不思議です。