土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

鳥獣被害深刻

2010-11-25 07:26:00 | 狩猟とナイフ
 鳥獣被害は拡大する一方

 2010年11月25日、高知新聞に大きな記事がでました。



 鳥獣被害の記事が頻繁にでるようになってきました。先日も、愛媛のある島でミカンへのイノシシ被害がテレビで報道されていました。もうめちゃくちゃな状況です。大きなイノシシがミカンを食べようと木にすがりつくものですから、大きな枝が折れていました。あれほどやられると直ぐに害獣駆除対策がやられるかと思うと報道ではそうでもなさそうなのです。狩猟による対策は解禁になる11月15日以降だというのです。あきれました。

 一千万円以上の費用をかけて電気柵を張り巡らして、被害を避けるという対策をたてているらしいのですが、腕利きの罠猟師を数人やとって駆除するほうが絶対に安上がりで有効です。電気柵で侵入をふせいでもイノシシはそこらにいるわけですから、やがて電気柵も突破されます。それまでは柵のない畑などで餌をあさります。
 
 瀬戸内の島嶼にはもともとイノシシなどいなかったそうですが、増えすぎたイノシシやシカは新たな生息地を求めて海を泳いで渡るのだそうです。漁師が海を泳いで渡るイノシシをたびたび目撃するといいます。それを捕まえて、漁師が猟師になったという笑いばなしがあります。

 鳥獣被害では、特にイノシシ、シカによる被害は拡大の一方です。もはや、駆除するより他はありません。
 もともと、イノシシやシカなど里山にはいなかった(いても極わずか)動物です。餌の豊富な里山で近年爆発的に増えて、対策は後手後手になっています。一年に一度の収穫をダメにされ、それを繰り返してきた農民は、もはや耕作放棄をするしかないのでしょうか。農家が米を買わなければならないのでしょうか。

 被害農家のみなさん。ワナ猟の免許をとりましょう。我慢していても被害は年々拡大していく一方です。イノシシやシカなど大型動物の被害は1頭がもたらす被害規模が大きいので、1頭捕獲すると被害が目に見えて減ります。おまけに美味しい肉を手にすることが出来ます。

 行政に訴えても、絶対に被害がなくなることはありません。もはや自分で自分の生活を守るしかありません。

 一集落に2~3人の狩猟免許を持つ人がいて、みんなが協力して害獣駆除ができるようになればいいのですが。