甲浦漁協の黄色い水槽にアカメがいました。
さて、話は前後します。
甲浦漁港にある漁協へ飛んでいき、山本さんにお話をお聞きするのですが、その時はアカメが水揚げされて、現時点にも、そこにいるとは思っていませんでした。
情報をもらった方からは「数匹のアカメが畜養されているらしい」と聞いていましたので、一番最初の質問は「今もアカメが畜養されているのでしょうか?」でした。答えは「すでに落札した業者が引き取っていった」とのことでした。
嗚呼!一足遅かったのか。
レコーダに録音しながら、メモもとっていたのですが、その中で山本さんが「ひょっとしたら今朝水揚げされたのがまだ居るかもしれない」と言うのです。「え!!!」っと聞き直すと、今朝も1尾水揚げされて水槽に生かしていたのがまだ引き取りに来ていないかもしれないそうなのです。
いました。アカメがいました。それこそ私にとって幻であり続けた東洋町のアカメとご対面できたのです。
水槽の中にいたアカメ カメラを水中に突っ込んで写しました。漁網で擦れたのでしょうか、かなり鱗が剥がれていました。
全長、約80センチメートル。体重は6.4キログラムの成魚です。