土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

高知県東の端 東洋町甲浦のアカメ 3

2013-03-14 08:08:00 | アカメ調査室

      甲浦漁協遠景 

 2012.10.31 16.8キログラム 3尾

 上の数字は左から漁獲年月日、競りにかけられたアカメの総重量、アカメの尾数です。以下同様。

 2012.11.2  10キログラム  1尾
 2012.11.5  6.6キログラム  1尾
 2012.11.7  21.4キログラム  3尾
 2012.1.8   18.6キログラム  3尾
 2012.11.9  6.6キログラム  1尾
 2012.11.11  16.2キログラム  3尾
 2012.11.12  6.4キログラム  1尾

     合計102.6キログラム 16尾 
平均すると1尾あたり約6.4キログラム

 
 2012年、甲浦漁協に水揚げされたアカメの漁獲のデータです。11月12日に確認したアカメまでで合計16尾になります。
 アカメの重量からみてほとんど全長80センチメートルを超えている成魚ばかりです。
 このようにアカメが漁獲されるのは「小敷網」という小型の定置網で岸から百メートルほどのごく沿岸に設置されてます。管内には2つの小敷網があるそうですが、なぜかアカメが入るのは一つだけでもう一方の網にはまったく入らないそうです。
 小敷網が設置されるのは10月から翌年5月まで。アカメは寒い時期に最も多くとれるそうで、今年は入網が早いということでした。
 このアカメの行動から何がみえるのでしょうか?
 移動?採餌???????
 この時期にアカメの餌となるような魚が多く漁獲されるのでしょうか?と漁協の職員に聞いたのですが「さあ?特別にこの時期多くとれる小魚はいない」と心当たりはないそうです。漁獲されるアカメのサイズがほぼ80センチクラスを中心にそれ以上の成魚のようですのでこのあたりにヒントがあるのかもしれません。