2014/6/11 中稲の田植えが完了し、後片付けをしようと、残った苗の処理に苗床へ来ました。苗床の畦の様子が変です。距離にして1㍍ほどの間が少し荒れています。
アレ?これは。すぐにピンときました。
よく見てみるとシマヘビがいます。やっぱり以前見た光景だと思ったのは正解でした。「アカメの国」の「山のおもしろい話し」というページの第3話と第10話にシマヘビの同じ行動の記事があります。
あれ?っと思ったのは赤丸で囲んだ場所です。少し荒れているように見えるでしょう。
そろりと近づくとやっぱりシマヘビが小さな穴に頭を突っ込んでいます。
シマヘビは約120ー130㌢ほどの普通サイズです。
急いで軽トラまでカメラを取りに走りました。
何回もシャッターを押しました。
シマヘビはわずかしか動きません。体をくねらせては穴の中に入れた頭を少し動かしています。
ゆっくりしたものです。それではと、動画モードにして動画で記録もしておこうと動画撮影もしました。10分ほどたっても同じ動作です。一度も穴から頭をだしません。
穴の中はどうなっているのだろう。
あまりの変化なしの状況に飽きてきました。中を覗いてみたい、確認をしたいという欲求が強まります。
とうとう足で地面を強く踏みつけドンドンと大きな振動を与えてみました。アレ?シマヘビはまるで動じず平気なのです。穴から顔を出そうという仕種もありません。確か2005.8.25の同じよう場面では少しの振動でも神経質に頭を出して周りを探っていたのに今回はえらい違いです。
私の行動も段々エスカレート。近くにあった苦竹の切れ端をひろってきてとうとうヘビの胴体をトントンと叩きました。初めはビクッと体を縮めるようなかんじでしたが、しつこく刺激をするととうとういやいやながら頭を出して周りを見回しています。小さな舌をぺろぺろ出して匂いを確かめています。
私がしつこく苦竹で叩くもので顔を出して警戒しているシマヘビ
動かずじっとしているとすぐに警戒を解き穴に頭を突っ込みます。
頭を穴に入れるとすぐにまた棒でトントンと叩き、頭を出しては突っ込み、トントン、頭を出すをしばらく繰り返しました。
とうとう、どうしても穴の中を確かめたくなり棒で強く刺激しました。出てきたヘビの前で足をドンと踏みならすと、いきなり鎌首をもたげて、まるでコブラのように10センチあまり頭を持ち上げ向かってきました。シマヘビの動作はとても速くて思わず飛び下がっていました。それでも向かってくるのです。よほど腹を立てていたのでしょう。わたしも腹を立てて近くにあった苗箱をもって振り回しました。冷静に考えると私が腹を立てる筋合いはなく、一方的にヘビの方が正しいと思うのですが。
シマヘビはさすが相手が大きすぎ手強いことを悟ったのでしょう。さっさと逃げてしまいました。今回は穴の中をきちんと確かめることにしました。
これがシマヘビがとても熱心に、夢中になって頭を突っ込んでいた穴です。どれだけ時間をかけたのかはわかりませんが、ヘビがこれほどの穴を畦に掘るというのはたいへんな労力を使っていることには間違いありません。
驚きです。
穴をカメラで覗き込むとなにやら白っぽいものが見えます。
オオ!!!これは!
卵に間違いありません。それも大きい!地鶏の卵ほどもありそうです。
指を入れて確かめましたが、これは確かにシマヘビがつくった穴です。ひょっとするとモグラの穴を利用しているのかと思ったりしたのですが、指で探るとぐるりとかなり硬い壁です。ますます、この産室をヘビがつくったとなるとこの努力量は想像を絶すると感心しました。
卵はそのまま触り廻らずに、確認できたことに満足し、仕事を終えて帰りました。
翌日、またシマヘビが来て作業をしているのではないかと期待して見に行きましたが、姿はありませんでした。その上、覗き込んで確認すると卵も消えているのです。想像ですが、狸か何かが夜やってきて盗っていったのかもしれないと思ったことでした。
アレ?これは。すぐにピンときました。
よく見てみるとシマヘビがいます。やっぱり以前見た光景だと思ったのは正解でした。「アカメの国」の「山のおもしろい話し」というページの第3話と第10話にシマヘビの同じ行動の記事があります。
あれ?っと思ったのは赤丸で囲んだ場所です。少し荒れているように見えるでしょう。
そろりと近づくとやっぱりシマヘビが小さな穴に頭を突っ込んでいます。
シマヘビは約120ー130㌢ほどの普通サイズです。
急いで軽トラまでカメラを取りに走りました。
何回もシャッターを押しました。
シマヘビはわずかしか動きません。体をくねらせては穴の中に入れた頭を少し動かしています。
ゆっくりしたものです。それではと、動画モードにして動画で記録もしておこうと動画撮影もしました。10分ほどたっても同じ動作です。一度も穴から頭をだしません。
穴の中はどうなっているのだろう。
あまりの変化なしの状況に飽きてきました。中を覗いてみたい、確認をしたいという欲求が強まります。
とうとう足で地面を強く踏みつけドンドンと大きな振動を与えてみました。アレ?シマヘビはまるで動じず平気なのです。穴から顔を出そうという仕種もありません。確か2005.8.25の同じよう場面では少しの振動でも神経質に頭を出して周りを探っていたのに今回はえらい違いです。
私の行動も段々エスカレート。近くにあった苦竹の切れ端をひろってきてとうとうヘビの胴体をトントンと叩きました。初めはビクッと体を縮めるようなかんじでしたが、しつこく刺激をするととうとういやいやながら頭を出して周りを見回しています。小さな舌をぺろぺろ出して匂いを確かめています。
私がしつこく苦竹で叩くもので顔を出して警戒しているシマヘビ
動かずじっとしているとすぐに警戒を解き穴に頭を突っ込みます。
頭を穴に入れるとすぐにまた棒でトントンと叩き、頭を出しては突っ込み、トントン、頭を出すをしばらく繰り返しました。
とうとう、どうしても穴の中を確かめたくなり棒で強く刺激しました。出てきたヘビの前で足をドンと踏みならすと、いきなり鎌首をもたげて、まるでコブラのように10センチあまり頭を持ち上げ向かってきました。シマヘビの動作はとても速くて思わず飛び下がっていました。それでも向かってくるのです。よほど腹を立てていたのでしょう。わたしも腹を立てて近くにあった苗箱をもって振り回しました。冷静に考えると私が腹を立てる筋合いはなく、一方的にヘビの方が正しいと思うのですが。
シマヘビはさすが相手が大きすぎ手強いことを悟ったのでしょう。さっさと逃げてしまいました。今回は穴の中をきちんと確かめることにしました。
これがシマヘビがとても熱心に、夢中になって頭を突っ込んでいた穴です。どれだけ時間をかけたのかはわかりませんが、ヘビがこれほどの穴を畦に掘るというのはたいへんな労力を使っていることには間違いありません。
驚きです。
穴をカメラで覗き込むとなにやら白っぽいものが見えます。
オオ!!!これは!
卵に間違いありません。それも大きい!地鶏の卵ほどもありそうです。
指を入れて確かめましたが、これは確かにシマヘビがつくった穴です。ひょっとするとモグラの穴を利用しているのかと思ったりしたのですが、指で探るとぐるりとかなり硬い壁です。ますます、この産室をヘビがつくったとなるとこの努力量は想像を絶すると感心しました。
卵はそのまま触り廻らずに、確認できたことに満足し、仕事を終えて帰りました。
翌日、またシマヘビが来て作業をしているのではないかと期待して見に行きましたが、姿はありませんでした。その上、覗き込んで確認すると卵も消えているのです。想像ですが、狸か何かが夜やってきて盗っていったのかもしれないと思ったことでした。