土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

最初期ピキシー(リトルフィッシャーマン)

2019-10-05 20:00:00 | 狩猟とナイフ


 私の一番好きな、ガーバーのナイフ“ピキシー”の最初期製品です。珍品中の珍品です。外国のオークションをずうっと見続けてきてやっと見つけて、高額で入手した各1本です。
 写真上のものが1951年製造。下段が1950年製造です。




 オールドガーバーの収集家 フィル・ロデンバーグ氏の 著書では
 「初期のピキシー(別名「小さな漁師」)
小さなフィッシャーマンナイフは、1950年と1951年に初期ショーティーのようなブラントエンドハンドルで作られ、ミミングステーキナイフのハンドルを短くして、シースを取り付けるだけで作られました。
」とあります。

 1951年には、マーフィー氏に裁判で負けて、ブラント・エンド・ハンドルデザインは使えなくなり、急遽ラウンド・エンド・ハンドルに切り替えられます。おりしもこの年勃発した朝鮮戦争でアルミニウム不足となり、ベークライトハンドルでピキシー他6種の製品が作られました。しかし、すぐに元のアルミニウムに戻ります。そのためこのベークライトハンドルのピキシーは極めて少なく珍品です。




 上が1951年製造 下段が1950年製


 上 1951年製  下 1950年製


 上 1951年製  下 1950年製


 上 1951年製  下 1950年製

 終活をはじめて、コレクション(切手も)を手放してきましたが、ピキシーのコレクションやお気に入りの珍品は未練たらしく手元に置いて眺めてきましたが、だいぶ体にもガタがきましたので、いよいよ整理する事に決心しました。

 Early Pixie (AKA“Little fisherman”)

●1950年製造:全長:約175㎜ ブレード長:約80㎜ ブレード材:ハイス鋼クロームメッキ ハンドル:アルミキャスト・クロームメッキ
 
 状態:1950年製はブレードに薄い点サビがあります。ハンドルのメッキにムラがあります。研ぎあとやキズはありません。シースは経年の変化があり、皮は硬化しておりヨゴレやスレがあります。

 販売価格 1950年製造 85000円


●1951年製造:全長:約179㎜ ブレード長:約87㎜ ブレード材:ハイス鋼クロームメッキ ハンドル:アルミキャスト・クロームメッキ
 
 状態:1951年製はブレードもハンドルもきれいな状態で未使用に見えます。シースは経年の変化があり、皮は硬化しておりヨゴレやスレがあります。
      1951年製造 95000円



標識放流530号(本年度40号)

2019-10-05 05:39:00 | アカメ調査室
 今回は岡田 勝さんから嬉しいメールです。何と6回目の再捕獲!
「お疲れ様です。
昨日、上杉君から連絡あり○○に再捕獲の確認に行きました。

 北海道から来られた、浅井さんが初めてアカメを釣って アカメにタグが付いているのを発見して連絡してくれました。

 タグはこけが沢山付いていてはがしてから写真を撮りました。」










写真は浅井さんご友人提供

 釣獲日: 2019年10月1日
 釣り人:浅井大輔さん(北海道在住)
 全長:129cm
 
 今回浅井さんが釣ったアカメはこれで6回釣られたアカメです。新記録です。
 
 ①2018.9.15 山中洋希さん 全長127cm 体長108cm 重量29kg
 ②2018.9.21 山中洋希さん 全長127cm 体長108cm
 ③2018.9.26 半田侑己さん 全長127cm 体長108cm
 ④2018.10.20 宇井憲幸さん 全長127cm 体長108cm
 ⑤2019.7.26 前田尚俊さん 全長127cm 体長108cm
 ⑥2019.10.1 浅井大輔さん 全長129㎝

 釣られたのは全部同じ場所、すごいデータが蓄積されています。

 岡田さんのコメントです。
6回も再捕獲すごいですね。
みんながアカメを大事にして、リリースをしているから、アカメが
元気にまた釣れるんですね。


浅井大輔さん おめでとうございます。
岡田さん お疲れさまでした。