土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

2024年 新作 タックルハウスのTとイノシシの牙のネックレス

2024-08-24 20:54:54 | 土佐レッドアイ

 新作のタックルハウスのTシャツです。

 これを着ると年寄りの私でも、どうです!若く見えるでしょう!!

 

(ええ、やっぱり無理ですか)カミさんも頭がねえ〜と言います。

  

 

 首にかけたネックレスがいいでしょう。

 トロフィーのイノシシの牙で、上顎の牙です。

  

 イノシシの牙は下顎のものが長く強力な武器として使えます。下顎から出ているのは牙全体の半分ほどです。半分は顎骨の中にがっしりと入り込んでいます。上の写真右側の下から3本は上顎の牙で、イノシシは上顎の牙と下顎の牙をこすり合わせて刃物のように研いでいます。

 繁殖期、オスはメスを奪い合って大喧嘩をします。

 大型のオスは肩甲骨周りの皮が分厚く、硬くて鎧をつけているかのような感じです。大げさではなく、大型のオスではこの鎧の厚さが1センチ以上あり、大事な内臓である心臓、肺を肩甲骨とともに守っています。

 これまで捕まえた大型のオスの体の皮の下から折れた牙が出てきたことがあります。また、多くの個体で大怪我の痕がよく見られます。

 ヒトと比べて野生動物のオスは総じて、子孫を残すための厳しい闘いをしています。

 ヒトのオスも、草食男子などといいよらんと、頑張らんと。

 この牙が曲者で、時には狩猟者が牙にかけられて大怪我、果ては太ももの大動脈を切られての死亡例さえあるのです。

 また、猟犬が牙にかけられて内臓がでたり、体を切り裂かれたりの大怪我をおいます。勇敢で優秀な猟犬ほどイノシシと果敢に闘い、主人のためにイノシシを止めようと頑張るからです。

 このネックレスは、タックルハウスのスタッフのSさんにお願いして作ってもらいました。

 

  

 Sさんは物造りが得意で工作が好きな方です。

 組紐はSさんの友人、愛媛県在住のSさんの作品です。タックルハウスのSさんが愛媛のSさんに頼んで作ってもらったものです。

 牙の工作といい組紐といい素晴らしい出来栄えです。

 

 

 お守りとして首にかけています。


シカは驚いた わたしもおどろいた話 その3

2024-08-24 17:00:18 | 狩猟とナイフ

 その2で書きましたが、高知県では年間2万頭前後が殺されています。

  

 2022年6月 ニホンジカメス                  2023年7月 メス

 

 報奨金は自治体によって金額が違っていました。今はどうかな?

極端な例です。サルを殺した証拠を示して補助金を請求するとします。かなり前は本山町では一匹5万円のとき、安芸市では1.5万円でした。この金額の差は、その自治体の対象鳥獣の被害の違いによるものです。

 本山町の現在の報奨金額を見てみました。2024年度はサルは2万円になっています。サルは通年、つまりいつ獲ってもよいことになっています。安芸市では、駆除報奨金は現在も1.5万円で、狩猟期間は獲ってはいけません。

 ニホンジカでは本山町は町単独事業で1万円、国の交付金から上乗せ分が7,000円で合計17,000円。安芸市では市単独事業で8,000円、国の交付金から上乗せ分が7,000円で合計15,000円です。

8月8日付けで安芸市からお知らせとして、「交付金からの上乗せ分は上限に達しました。市独自の報奨金はまだ予算があります。」とありました。

 8月7日時点で、シカは370頭捕獲され報奨金が申請されています。

報奨金を出して捕獲をすすめた効果は?

私の感覚ですが、シカは減ってきているように思います。 今でも庭先に現れて、柿の葉や柑橘類の葉を食べていますが、報奨金制度が始まった頃よりもかなり減ったと感じています。

 つづく