土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

イノシシつかまえた

2018-01-05 07:02:00 | アカメの国農園
 昨年12月23日、ミカンの収穫も終わりに近づいていました。選果場で作業をしていると、電話がかかりました。「ミカンの近くでイノシシが暴れゆう。早う来て。」収穫をしてくれている方からです。「すぐ行く」車に飛び乗って急ぎました。途中で注意すべきことを思い出し電話をかけました。「人が近づくと大暴れをしてワイヤーが切れたり、足がちぎれたりする事がある。そんなときは必ず人を襲うのでイノシシから離れた所のミカンを収穫していて欲しい」。
 イノシシの大きさを問うと「太いぜよ!80キロばあありゃあせんろうか?」と言います。やれやれ太いのはややこしい。早く行って仕留めないと、作業をしている人が襲われたら大ごとです。
 
 これまで、どれだけのミカンを食べられたか、考えると怒髪天を衝くというほどになります。イノシシだけで○トンという被害です。昨年の9月18日から食害がはじまり、以降毎日数頭のイノシシが食べ続けてきました。
 この日までに助っ人の友人が3頭、私が4頭捕まえています。それでも被害は続いていました。

 到着してイノシシに近づくとなんんだ、40キロほどのイノシシでした。大型だといわれていたので、用心しながら近づいたのですが。イノシシは興奮すると鬣(たてがみ)だけではなく全身の毛を逆立てて威嚇するので、見慣れてないと大きく見えるのでしょう。
 それでも、40キロとはいえ人を見て向かってくる迫力は相当なものです。いつものように上あごをワイヤーでくくり、二点固定をしてからとどめを刺して仕留めました。


 私の後ろのミカンの木は、肩の高さから下はイノシシに食べられてしまっています。木の上のように沢山なっていたのですが。


 忙しかったので、この日は内蔵を取り出しただけで、米の保冷庫の温度を3度に設定して保存、解体処理は明日にしました。

 腸はミカンで黄色になっていて、たっぷり肥り脂肪ものっていました。

 食肉にして、販売し肉体でこれまでの被害の弁償をしてもらいます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿