ヒラズゲンセイが最も多く現れたのが、6月中旬でした。
巣に入ろうと飛ぶクマバチ(24.6.12撮影)
(24.6.12撮影)
(24.6.12撮影)
クマバチの巣穴の周りに集まったヒラズゲンセイ(24.6.12撮影)
巣穴のある車庫のまわりを数匹のヒラズゲンセイが飛び回っていました。巣穴の近くには多いときには十数匹もとまっていました。
7月になると少しずつ少しずつ減ってきて、かれらが集まる下には弱って落下したものや、死がいがたくさん見られるようになってきました。
下に落ちたアゴの大きなオスとメス(24.6.19撮影)
寿命が尽きたヒラズゲンセイ(24.6.19撮影)
24.7.18、最後に目撃したヒラズゲンセイ
クマバチの巣の下で死んでいるヒラズゲンセイ(24.7.24、撮影)
7月18日から、ヒラズゲンセイの姿が消えました。活動が終了したようです。
先にも書きましたが、この昆虫が日本で初めて見つかったのは高知県でした。1936年です。次の年1937年に鹿児島県で発見されます。それからしばらくたった1954年、徳島県で発見されたそうです。
今では、おもに西日本のいくつかの県で見つかっているようですが、なかなか珍しい昆虫でわたしは73年生きてきて、今回初めてめぐり会えました。
クマバチが車庫の屋根にいくつも巣を作ってくれたおかげですね。
2024.7.26、今朝の高知新聞にもヒラズゲンセイの記事が出ていました。
つづく
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