土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

頑固なヒキガエル その2

2014-09-01 11:36:00 | 生き物色々
 2014年8月10日、家の近くに置いてあるミツバチの巣箱を通りがかりにふと見ると大きなガマが巣箱の前にでんと座っているではありませんか。



 ガマの目的はただ一つ、ミツバチを食べることです。

 ここに座っていると食料には事欠きません。ガマには好都合でしょうが、ミツバチと私にとってはたまったものではありません。



 近くにいたカミさんに頼んで、カメラを取りに行ってもらいました。私は見張りながら観察です。

 覗き込んで見ていると、キイロスズメバチがミツバチを襲撃しようとやってきました。巣箱の近くをホバリングしながら働きバチが蜜を腹一杯溜めてよたよたと帰ってくるのを素早く捕まえようとしています。

 キイロスズメバチには昨年ひどい目に遭いました。ミツバチを襲撃してきたのをヒサカキの枝でバシッとシバいたのですが、それが何と右足の向こうずねに激突、思いっきり刺されました。おまけにスズメバチは履いていた長靴の中に落下、当然のように、入っていた足の甲などを4カ所も刺されたのでした。

 生まれて初めて、ハチ毒によるアナフィラキシーを発症。死にかけました。

 ガマは果たしてミツバチよりも強力なキイロスズメバチを食べるのであろうかと強い期待を込めて見つめておりました。

 食べました。目の前に飛んできたキイロスズメバチを電光石火、ぺろ!

 ミツバチでも「さされてもいたくもないのか?」と不思議でしたが、ガマは平気な顔をしています。「うげっとばかりに悶絶して、ひっくりカエルのではないかと期待もしていた」のですが平気なのでした。



 これはいかん、ミツバチを食い尽くされるとガマを掴みあげました。

 「なんだお前、やるのか」というような不敵な顔つきだと思いません?




  巴投げで私を投げ飛ばした瞬間です。(ウソ)



 以前、「頑固なヒキガエル」で報告したことですが、巣箱の前でミツバチを食べていたガマを近くの谷川に追放して翌日、またも巣箱の前で鎮座。こんどは数百㍍離れた所に追放、それがまたもや巣箱の前でミツバチを食べていたことがあります。そのと時は2キロほど離れた溜め池に運んで所払いの刑にしたところさすがに帰ってきませんでした。そこで、今回は初めから2キロほど離れた同じ場所に追放することにしました。

 カミさんに頼んで手のひらに乗せたまま、2キロほど離れた溜め池に運んでもらい、ガマは所払いの刑に処しました。

 ウシガエルの不思議な能力もそうですが、ヒキガエルといいカエルの能力は計り知れないものがあるようです。

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