土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

イノシシつかまえた

2010-06-13 10:07:00 | 狩猟とナイフ
 2010年6月10日、害獣駆除でイノシシをつかまえました。


 マダケの竹林に生えたタケノコ。


 タケノコは孟宗竹、ハチク、マダケと連続して生えてきます。ヒトもイノシシもこのシーズンはタケノコを食べて楽しむのです。山村ではどの種のタケノコも現金収入源となります。画像は、生えはじめの、頭を少し地上に出したマダケをイノシシが食べた跡です。

 こうした食害の跡だらけ。

 数頭のイノシシが食べにきています。これを捕まえてやろうとワナを5箇所にしかけてありました。


 見回りにいくと、獣道のカーブを曲がった所に仕掛けてあった場所で何かが動きました。20メートルほど先です。

 おお!何かがかかっている。

 警戒しながら近づくと、イノシシがマダケの立ち並ぶその中に突っ込んで横たわっています。どうやら、ワイヤーが竹に巻き付いて身動きとれなくなったようです。

 仕留めたイノシシは55キロのメスで、出産して数日ほどしか経っていないようすでした。乳房が大きく膨らんでいました。母親です。こんなとき、いつも、残された乳飲み子のことを思うと、うしろめたさを感じてしまうのです。おセンチになるなと自分を励ますのですが。