今朝の朝日新聞35面に「閔妃暗殺 外交官が明かす書」を、名古屋に住む研究家が入手したと報道されました。
朝鮮半島との関係史に詳しい中塚明・奈良女子大学名誉教授(日本近代史)は「日本の振る舞い伝える重要な鍵」だと語っています。
昭和期との対比で肯定的に語られがちな明治時代の日本軍だが、日清戦争も日露戦争も、朝鮮を侵略する課程で起きた。日本が朝鮮半島で何をしたのか。事件から120年余を経て、当事者の手による一次資料が出てきた意味は大きい。彼らが現地の人々をどう見てどう振る舞ったのか伝える、重要な鍵となるだろう。
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(了)