歌声はなつかしき星空へ
とは、来る12月15日に開催される女声合唱団KIBI 冬のコンサートのキャッチフレーズですが、これは、信長貴富先生の「空の名前」第4曲「天空歌」にある「わが念ひは なつかしき星空へ。」の一節をもじったものです。
詩人は、永瀬清子。
1906年(明治39年)岡山県出身ということも、女声合唱団 KIBIにとって、大きなご縁を感じるところです。
昨日、長岡に早く着き、書店で暇を潰していたところ、詩集のコーナーで目に飛び込んできたのが、写真の本。
永瀬清子とともに
藤原菜穂子 思潮社 2011
恐らく、「天空歌」を指揮していなければ、素通りしていたと思われますが、本番の一週間前にこの本に出逢ったのも何かの啓示に違いない、ということで迷わず手に取りました。
まだ、最初の章を読んだだけですが
、永瀬清子のもとに通い、その生の声を聞いた著者にしか書くことのできない血の通った文章に惹かれます。まるで、詩人がこの文章の向こうに居るような、実在感があるのです。
良妻賢母が唯一是とされた時代に、いかにひとりの人間として生きたか、いかに詩と出会い、詩人となったのかという軌跡が、時代の空気感とともに伝わってくる。
詩人の顔が見えたことで、きっと何かしら、本番の演奏にプラスがあるのではないか? そんなことを想いながら、続きを読み進めていくとしましょう。
とは、来る12月15日に開催される女声合唱団KIBI 冬のコンサートのキャッチフレーズですが、これは、信長貴富先生の「空の名前」第4曲「天空歌」にある「わが念ひは なつかしき星空へ。」の一節をもじったものです。
詩人は、永瀬清子。
1906年(明治39年)岡山県出身ということも、女声合唱団 KIBIにとって、大きなご縁を感じるところです。
昨日、長岡に早く着き、書店で暇を潰していたところ、詩集のコーナーで目に飛び込んできたのが、写真の本。
永瀬清子とともに
藤原菜穂子 思潮社 2011
恐らく、「天空歌」を指揮していなければ、素通りしていたと思われますが、本番の一週間前にこの本に出逢ったのも何かの啓示に違いない、ということで迷わず手に取りました。
まだ、最初の章を読んだだけですが
、永瀬清子のもとに通い、その生の声を聞いた著者にしか書くことのできない血の通った文章に惹かれます。まるで、詩人がこの文章の向こうに居るような、実在感があるのです。
良妻賢母が唯一是とされた時代に、いかにひとりの人間として生きたか、いかに詩と出会い、詩人となったのかという軌跡が、時代の空気感とともに伝わってくる。
詩人の顔が見えたことで、きっと何かしら、本番の演奏にプラスがあるのではないか? そんなことを想いながら、続きを読み進めていくとしましょう。