のんがんが中学生になって早2か月。いろいろ盛りだくさんで、すでに記憶からなくなりそう~(ただ単にあたしの脳が退化し始めているだけなのかもしれない。)。
のんたんの入学した学校は、入学式に「夢宣言」があります。ひとり30秒くらいで今後の夢を語るのですが、英語科があるだけあって、英語に関する夢もたくさんありました。(バイリンガルクラス1・英語科クラス1・普通クラス4の3コース体制)
ここでものんたん節炸裂。「立つ場所を与えてくれれば地球を持ち上げることもできる。アルキメデスの言葉です。自分に立つ場所を与えてくれれば何にでもなるという意味です。私が立つ場所を見つけたいです、この学校で。」と。
誰から生まれたのか本当に疑わしいのですが、よく堂々とこんなことを言えるなぁ~と思います。
のんたんの学校では、入学前にクラス分けの材料と称して「
エゴグラム性格診断」を行ってクラス分けしているのですが、1クラスに1人くらい、のんたんのような宣言者がいました(笑)。
校長先生も若干苦笑いしながら、のんたんを2度見してました。
あたしが好きな夢宣言は「合理的な人になりたい」(男子)と「したたかな人になりたい」(女子)でした。面白そうな学校だな。
入学してすぐに(まさに入学式と同じ週に)2泊3日のチームビルディングキャンプに出掛けました。
試行錯誤しながら、新しい仕組みを取り入れている学校です。
まだ仲良くもなっていない状況から、一気にガーっと(笑)。あたしの性格だと仲良くなるまでに1年くらいかかるので、ちょっとビビる企画だけれど、それはそれでアリなのかもしれない。
チームビルディングキャンプは1年生と2年生の合同キャンプで、その企画を主に2年生が行います。キャンプではこの学校の特徴の一つである「探究」発表を核とし、ドッジボール大会や動物園でのオリエンテーリングを行ったそうです。(「探究」の宿題は春休み中に出されていました。)
他には、今後の「哲学対話」という授業で使う、コミュニティボールをクラスで作ったようです。(みんなで輪になって話しながら毛糸をぐるぐる巻きつけて、最後にはさみで切ってポンポンにする。それを哲学対話の時に発言者が持つボールとするようです。)←この哲学対話を保護者が体験する「哲学カフェ」というイベントがあり、参加しましたが、いろんなことをゆっくり考えるイベントでとても(疲れたけど)楽しかったです。
チームビルディングキャンプも終わって、ようやく通常モードになってきました。
グーグルアカウントは作るものの、1年生の段階ではプリントも活用するとのことで、ほんとに毎日多くのプリントを持ち帰ってきたのでびっくり&焦りました。(だって、のんたんったら整理整頓が本当に苦手なんだもの!)
先生方もこんなにすごい量を、よくぞプリントしてくださった!と頭が下がる思いです。(ちなみに同じ分量で幾何もあります。)
これを「きちんとやったら」結構力がつくだろうなぁ~。
そんなわけで、プリントが貼れるB5より一回り大きいサイズのノートやテープのり、B4横のDリングファイル、クリアファイルなどを準備してあげました。が、ちっとも上手にファイリングしてくれていない・・・。
たまたま早番で、のんたんと一緒くらいの時間だったので、のんたんがちゃんと時間までに学校に行けているのか心配しすぎて、後ろから駅までツケてみました。(小学校のころ、集団下校なのに自分の帰る道が分からなかった経歴あり)
なんとかちゃんと学校に行けているようでした。(最後に学校の最寄り駅で気づかれた(笑))
駅までの道すら分からなかったオッペケペーなあの子が、電車に乗って学校に行けるようになるなんて、母さん涙出るわ。
学校の保護者総会とクラス保護者会があったので、少し早めに行ったら・・・放課後、ルービックキューブしながらお弁当を食べていました。
先生も授業中にするわけじゃないので大目に見てくれているようでしたが、どうなのよ。そんな自由にして!!!
のんたんの学校はそこまで部活が盛んな学校ではないのだけれど、「吹部は高校まで続ける!」という約束でトランペットを(おじいちゃんに)買ってもらっていたので、とりあえず、吹部に入部。
そして、「神先輩に出会えた」ということでPC部の兼部となりました。
だんなの人は「あっちもこっちもやるとどれも身に着かないで終わってしまうから、吹部だけにしなさい!」と言ってたのですが、学校に行ってしまった後の行動まで指定することはそもそも無理で、内緒で活動されてものちのち面倒なので、あたしが兼部を認めました。
週3回吹部、週1回PC部活動とのことです。
GW明けから、6月末の体育祭に向けての準備が始まるというのですが、のんたんは体育祭実行委員に立候補していました。
のんたんの学校では、自主的に行っていくということを理念として掲げています。
ことあるごとに「自主的に」「自主性をもって」ということを校長先生が話されます。それは勉強だけではなく、部活も、また委員会活動も自主的に行うということなのだそうです。
以前までは1日7時間授業でしたが、そのあとに部活や委員会活動を行うと時間がどんどん遅くなってしまうので、授業は1日6時間にし、部活や委員会活動に充てるように変更したのだそうです。
あたしも中学生の頃は、どっちかというと、部活より委員会活動の方が好きだったので、この学校の方針に大賛成です。(昔は、運動部の活動が中学生活の中心で、きちんと運動部活動しないと「ダメな子扱い」されていたような気がします。こういう風に委員会活動もとても大切だ!と認められるとどんなに気が楽だったか。)
さて。
体育祭実行委員とは聞いていましたが・・・なぜか、応援団にもなったらしい。
そして応援団は朝練があるらしく、通常より30分~40分早めの登校なんだって。まぢか。GW明けから、早めに学校に行き始めました。
そして!中学生活初めての中間テストが5月末に行われました。(その前に、学校に入ってすぐにベネッセの学力推移テストもありました。)
公文の先生には「中学校に入って初めてのテストはとても重要なので、テスト前2週間は公文の宿題を出しません。公文に来て学校の勉強をしてもいいです。」と言われました。
理由を聞いたら「ここでの立ち位置でその後数年の立ち位置が決まってくる。いい成績を取った人は、その後もいい成績を取ろうとする。」とのことでした。
なるほどね。
確かにそうだったかも。
あたしたちのころはそういった社会のルールというか心理学的なものというか、そういうことを教示してくれる人はいませんでしたが、今は、教示してくれる人がいるのでとても助かります。(あやうくなるようになるさ、としてしまうところだった。)
「もしここで学校のトップになったら、頭が(いい意味での)レッテルが貼られ、自分自身頑張らざるを得なくなるという仕組み」とても大切な気がします。(そして、中間テストそこそこいい感じで終えました!)
そして。体育祭も終わっていないというのに、9月の探究合宿(2泊3日)の実行委員にも立候補したらしい・・・。
バイタリティ溢れてるな。かーさん、だいぶお疲れ気味だぞ。
昨日、初の三者面談も行いました。
先生からは「頑張ってるけど、まだまだ余力あんでしょ。」と(笑)。はっきりものごとを言う先生のことをとても敬愛しているようなので、そんな先生のもと、すくすくと成長していってほしいと思います。
*おもしろい授業*
社会と国語と英会話の授業が楽しい!と言っていました。
中学受験の時に「社会なんて嫌いだー!」と言っていたのに、今では「社会面白いかも」と言ってくれていることがなによりです。(社会って、ちゃんとやると面白いよね~。)
国語では自分のおすすめの本を紹介するという授業があったようで『八つ墓村』を推薦する女子もいたとか。すごーくニッチで深くて興味深い。
その場その場で手を挙げて発表という従来の授業ではなく、深く考えて全員に発表する場を多くしていることに特徴があります。これからの時代は上手なプレゼンテーションが求められるので、そういった機会の場数を踏ませることを重視しているようです。
*悩みごと*
クラスLINEでもめ事があること(先生も把握しているようですが、中一あるあるのようですね。いじめが無いよう、何かあったらいつでも相談するように言っています。)。男子はおおらかな感じでそんなに問題ないようです。
*友だち*
今どきはLINEで簡単につながっちゃうので、GWあたりから連絡を取り合って遊びに行っていました。また、隣町の友だちと一緒に帰ることで仲良くなったようで、休日も自転車で遊びに行っています。
*中学受験を終えて一緒にやっていること*
せっかく苦楽を共にしてきたので、なにか中学になっても一緒に勉強できないかな?ということで、NHKラジオ「基礎英語」を一緒にやっています。リスニングにとてもいいらしいですし、あたしも何度目かの「やり直し英語」を楽しんでいます。
まだまだ、中学生活が始まったばかりなので、これから!なのですが、のんたんの様子を今まで同様、じっくり観察するようにしたいです。では、また、何か動きがあったら(笑)。