関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 発哺温泉 「西発哺温泉ホテル」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :長野県下高井郡山ノ内町志賀高原発哺温泉
電 話 :0269-34-2634
時 間 :12:00~20:00(要事前確認) / 不定休
料 金 :700円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (ぐるなびトラベル)
■ 紹介ページ (るるぶトラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
ウインタースポーツのメッカ、志賀高原。
ここには多くの温泉宿があって、日帰り対応していることは意外に知られていません。
(ただし、緑色の名湯「熊の湯ホテル」は温泉好きのあいだで有名。)
オフシーズン(冬期以外)は要時間問合せ、冬期は日帰り不可となる宿も多く、日帰り難易度の高いエリアですが、それだけに入れたときはゆったりと鮮度のいいお湯を楽しめます。
また、夏場の志賀高原の宿は料金が安く、空いているうえに涼しいのでさりげにおすすめです。
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【写真 上(左)】 左は西館山ゲレンデ、右はブナ平ゲレンデ、左上が当館
【写真 下(右)】 サイン
ここは西館山の中腹にあるリゾホで、火地獄3号という(たぶん)自家源泉をつかっています。
場所は発哺温泉バス停から「薬師の湯」の前を通ってのアプローチとなりますが、ちとわかりにくいので、HPの地図を参照ください。
おそらく西館山スキー場にほぼ面していると思います。
訪れたときは日帰り情報もほとんどなく、まわりに人気もなくて、とても入れそうもなさそうでしたが、玄関から声をかけると、しばらくして宿の人がでてきました。
ダメもとで入浴を乞うと意外にもあっさりOK。
ここはHPに日帰り入浴案内を出していて、受け入れに積極的なようです。
館内はすっきり綺麗で落ちついた大人の宿の趣。
階下におりたおくに男女別の浴場で、手前に掛かる”火地獄”の暖簾が渋い。
脱衣所はそこそこの広さで浴室もゆったり。
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【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所
このときは霧がでていてよくわかりませんでしたが、おそらく谷を見下ろすナイスロケかと・・・。
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【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 女湯
赤みかげ石枠タイル貼10人以上の大ぶりな浴槽をシンプルに配置。たっぷりふかめで入りごこちのいい浴槽です。
湯温が高いためか、湯もみ板もおいてあります。
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【写真 上(左)】 湯もみ板
【写真 下(右)】 しっかりケロリン桶(笑)
カラン9、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
カランは見事なまでに真っ黒に変色しています。
連休13時で独占。
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【写真 上(左)】 硫化したカラン
【写真 下(右)】 湯口の湯の花
赤みかげ石の湯口から熱湯を絞り投入で、底面の排湯口は作動なく、切欠からの大量排湯。
湯口の木のフタを外すとクリーム色の湯の花が大量に沈殿していました。
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【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 女湯の湯口
かなり熱めのお湯は、きもち翠がかった透明でクリーム色の湯の花が大量に舞っています。
微たまご味+明礬?味+α。よわいこげ臭にしぶ焦げイオウ臭ですが、何となく人工的な臭い(消毒臭?)も感じられます。
ツルすべに硫黄泉のスルスルとした感触がまじる湯ざわり。
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【写真 上(左)】 男湯の浴槽
【写真 下(右)】 給湯施設?
全体に風変わりな個性のあるお湯で、成分総計わずか126.7mg/kgとは思えない存在感。
この特異な個性は、含正苦味-土類泉系で塩素イオン(Cl^-)をほとんど含んでいないことによるものか?
山の温泉ならではのイメージで、こういうのは平地ではほとんどお目にかかれません。
イメージ的には発哺の「天狗の湯」や「薬師の湯」(ともに入湯済未レポ)に近いものがあります。
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【写真 上(左)】 沈殿する湯の花
【写真 下(右)】 舞い上がる湯の花
それにしても凄いのは湯の花の量。
濾過してこれですから、非濾過だとどういうことになるやら・・・。
露天はないですが、個性ある自家源泉?を落ちついた浴場で楽しめるいいお宿だと思います。
〔 源泉名:火地獄3号 〕
単純硫黄温泉(Ca-HCO3・SO4型) 54.3℃、pH=6.1、湧出量不明、成分総計=126.7mg/kg
Na^+=2.6mg/kg (17.13mval%)、Mg^2+=1.1 (14.02)、Ca^2+=8.5 (65.41)、Fe^2+=0.03、Cl^-=0.4 (1.48)、HS^-=0.6、SO_4^2-=8.4 (25.22)、HCO_3^-=28.4 (69.73)、陽イオン計=13.2 (0.64mval)、陰イオン計=38.0 (0.67mval)、メタけい酸=24.3、遊離炭酸=46.0、硫化水素=5.2 <H16.9.14分析>
<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 循環ろ過装置使用:通常なし(1日5回10分間ずつ濾過装置稼働) 塩素系薬剤使用:濾過装置稼働時に投入
〔 2011/06/15UP (2007/07入湯) 〕
E138.30.23.773N36.43.25.743
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■ 光源の里温泉 「ヘルシー美里」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :山梨県南巨摩郡早川町大原野651
電 話 :0556-48-2621
時 間 :15:00~19:00(土日祝 10:00~19:00)冬期は時間短縮 / 火休
料 金 :500円/1浴
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (富士の国やまなし 観光ネット)
南アルプス山麓の早川村。1985年に廃校となった旧 早川北中学校の校舎を改修して利用している公営の温泉宿泊施設で、積極的に日帰り開放しています。
手入れの行き届いた清潔感のある建物で、浴場は別棟にあります。
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【写真 上(左)】 連絡通路と浴場
【写真 下(右)】 飲泉所
浴場に向かう渡り廊下の途中に飲泉所があり、源泉が注がれ小沢に排湯されていて、沢筋には湯の花も出ています。
中塩味+たまご味にしぶ焦げイオウ臭香り立つ、相当に素性のよさそうな源泉です。
分析スペックでは総硫黄わずか0.4mg/kgで温泉法規定にも乗っていませんが、とてもその程度とは思えません。
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【写真 上(左)】 浴場棟
【写真 下(右)】 男湯
別棟の浴場、左が女湯、右が男湯。
男女別の浴室には、適温槽(黒みかげ石枠石貼5-6人)と源泉?水風呂(同3人)。
サウナ?もありますが稼働していませんでした。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜12時で独占~2人。
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【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 適温槽の湯口
適温槽は、石の湯口から投入で槽内注排湯は不明(パスカル方式かも?)ですが、端の排湯口からの流し出しもあり。
源泉?水風呂は、石の湯口からチョロチョロの投入で、槽内注排湯はなく最初に入ったときだけオーバーフローがあるのみで、ほとんど溜め湯状態。
お湯は、適温槽と源泉?水風呂ではぜんぜん違います。
適温槽は、やや黄色がかった透明で生ぐさい臭い+金気臭+カルキ臭?の個性的な臭いで味不明。
ちりちりとした湯ざわりは泉質のせいか、はたまたカルキのせいか・・・?
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【写真 上(左)】 源泉?槽
【写真 下(右)】 源泉?槽の湯口
異常に冷たい源泉?水風呂は、緑灰色ささにごりのよさげな色味で、細かな黒い湯の花がただよい透明度55㎝。
しぶ焦げイオウ臭+微金気臭で味不明ですが、こちらは飲泉所のお湯に近いイメージがあるので少量ながら源泉投入かと思います。
染みわたるようなパワーのある質感高い源泉ですが、あまりにも冷たすぎ。
源泉をどのように扱うと適温槽のお湯になるのか想像がつきません。
ひょっとして飲泉所や水風呂とは別源泉か? と思うほど・・・。
それにしても、飲泉所の源泉のインパクトがあまりに強いです。
イオウ臭はこのエリアでは屈指のもので、沢に垂れ流すんだったら、源泉?水風呂にもっと投入してほしいところ。
名湯、奈良田や西山の手前にあるので、どうしても地味な存在になりがちですが、見逃すにはあまりに惜しい泉質、湯づかいをもっとくふうすれば、奈良田や西山に比肩するポテンシャルを秘めたお湯だと思います。
筆者後註:このレポは2003/10の入湯によるものです。その後、周辺に湯づかいのいい施設ができているので、いまは適温槽の湯づかいも変わっているかもしれません。
〔 源泉名:不明 〕
Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉 17.6℃、pH=9.5、8.59L/min自噴、総計=4.459g/kg
Na^+=1169mg/kg (73.50mval%)、Ca^2+=363.3 (26.21)、Fe^2+=0.05、Cl^-=1078 (44.22)、OH^-=6.9、HS^-=0.4、SO_4^2-=1771 (53.61)、CO_3^2-=20.4、BO_2^-=13.8、陽イオン計=1539 (69.18mval)、陰イオン計=2892 (68.77mval) <H2.8.2分析>
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 白鳳みそ 〕
地元産の良質の大豆と、麦麹、麹、塩だけでつくり、保存料などを一切使用していない手づくり味噌。
製造後、最低1年間みそ蔵で寝かせてから出荷されるという田舎味噌で、通販もされています。
〔 2011/06/15内容補強のうえUP (2003/10入湯) 〕
E138.20.34.925N35.28.23.829
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