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■ 石橋温泉 「石橋ヘルス温泉」

 

石橋温泉 「石橋ヘルス温泉」
住 所 :福島県郡山市安積町成田字島河原24-2
電 話 :024-946-7800
時 間 :10:00~22:00 / 第3木休
料 金 :500円 (温泉プール別途)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (郡山市観光協会)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

郡山は温泉都市で、「郡山日帰り温泉」という湯めぐりガイドが出ているほどです。
なかでも南西部、安積町あたりは日帰り温泉が集結しています。
笹原川沿いに「なりた温泉」「あさかの杜」「バーデン温泉」そしてここなど、質のよい自家源泉のお湯がひしめくさまは、甲府の貢川沿い、貢川~竜王あたりを彷彿とさせます。

 
【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 浴場入口

木工団地内にたたずむ日帰り施設で、浴場そのものより「温泉プール」のほうが有名なようです。
広いPのおくに端正で立派な建物。Pのよこに湯けむりを上げている石槽は泉源かもしれません。

受付の左手が浴場、手前右が男湯、左手おくが女湯です。
脱衣所はプール型の細長タイプでちと窮屈。

 
【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 露天

浴室はこのあたりの温泉ではもっともこぢんまりとしたものですが、しっかり露天がついています。
手前内湯ゾーンに赤みかげ石枠タイル貼10人弱の内湯と、隣接した露天ゾーンに白みかげ石枠タイル貼3-4人の露天の2槽。
内湯はややこもり気味。露天は軒下タイプで眺望はないものの風はとおります。
コンパクトにまとまったなかなかいい浴場です。

 
【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 端正な露天

カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
平日21時で3人~独占と空いていました。

 
【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 露天の湯口

内湯は石膏の析出で彩られた赤みかげ石の湯口からかなりの量を投入し、槽内注排湯はたぶんなく、オーバーフローのかけ流し。
露天は木の湯口からやや熱湯を投入し、こちらも槽内注排湯なしのオーバーフローはかけ流しでしょう。
湯温は内湯で適温~やや熱、露天はややぬるめ。

 
【写真 上(左)】 潤沢なオーバーフロー
【写真 下(右)】 露天の湯色

お湯はうすく黄緑がかってほぼ透明。
芒硝味微塩味にまじる甘味と苦味が渋い。郡山によくあるミシン油的草臭がしっかり香ります。
ツルすべに明瞭なとろみが加わって蜜のようなとろとろとした湯ざわりはすこぶる入りごこちのいいもの。
いわき北部あたりのお湯にも近いような気がします。
鮮度感はかなり高いのにほてりはさほどつよくなく、浴後は爽快感とともにほこほことしたあたたまりが持続します。

名湯ぞろいの郡山ではわりに地味な存在ですが、郡山のなかでもキャラの立ったお湯、おすすめです。

〔 源泉名:石橋温泉 〕 <H21.3.19分析>
Na-塩化物泉 45.2℃、pH=8.6、464L/min掘削揚湯、成分総計=1.245g/kg
Na^+=388.1mg/kg (96.51mval%)、Ca^2+=7.3、F^-=16.2、Cl^-=388.0 (61.15)、Br^-=0.7、I^-=0.5、SO_4^2-=169.5 (19.73)、HCO_3^-=88.4 (8.11)、CO_3^2-=33.2
陽イオン計=403.2 (17.49mval)、陰イオン計=696.5 (17.89mval)、メタけい酸=48.6、メタほう酸=97.1

〔 源泉名:石橋温泉 〕 <H元.11.21分析>
Na-塩化物温泉 45.8℃、pH=8.7、湧出量不明、成分総計=1.358g/kg
Na^+=430.3mg/kg、Ca^2+=8.6、Fe^2+=0.1、F^-=16.1、Cl^-=448.7、SO_4^2-=176.6、HCO_3^-=90.4、CO_3^2-=29.6
陽イオン計=445.5、陰イオン計=761.4、メタけい酸=37.5、メタほう酸=113.6

■ブランドグルメ
〔 あさか野杵つきもち 〕
市内日和田町の女性農産加工グループがつくる杵つきもちで、非常に優れた食味をもつものの、栽培がむずかしいとされるもち米「こがねもち」を100%使用しているという情報があります。
(郡山市特産品づくり推進協議会HPなどを参考。)

〔 2012/06/27UP (2010/11入湯) 〕


E140.20.50.500N37.21.23.490
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