関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 桜酒
桜にちなんだお酒をひとつ。
「華姫桜」(はなひめさくら)。美しい響きをもつ、愛媛県新居浜の地酒です。
もともと飯米(はんまい)という出自をもちながら、淡麗な酒を醸したらそのキレ味は酒米の王者「山田錦」を凌ぐとさえいわれる「松山三井」(まつやまみい)を100%使ったお酒です。
銘柄:華姫桜 純米酒(四合瓶)
蔵元:近藤酒造(株)/愛媛県新居浜市
使用米:新居浜旦の上産松山三井100%使用
精米歩合:60%
使用酵母:協会7号(真澄酵母)
日本酒度:+2
酸度:1.3
【写真 上(左)】 ラベルに桜花
【写真 下(右)】 産地限定の「松山三井」使用
明治11年(1878年)創業、一時休蔵していたものの、平成13年に5代目が自ら杜氏となり自社醸造を再開。
年間生産量はわずかに100石。しかも小仕込みを志向する蔵元です。
首都圏ではなかなか目にすることはないですが、新橋にある愛媛県のアンテナショップで売っています。(通販でも入手可)
【写真 上(左)】 なかなかに渋いラベルです
【写真 下(右)】 鹿児島県産のきびなごと合わせてみました
中軟水仕込みで麹の効きがつよく、「松山三井」の酒にしては淡麗度はよわいです。
独特の酸味がありますが、適度なゴク味やふくらみも感じられ、飲み飽きしない味わいです。
「土佐の男酒」「伊予の女酒」と対比されることがありますが、この銘柄は「伊予の女酒」の系譜をひくものかもしれません。
そういえば、お隣の香川にも「オオセト」というすぐれた酒米があり、香川・愛媛あたりでは酒通に人気の高い「雄町」をつかう蔵元もあって、四国はさりげに日本酒のレベルが高いエリアです。
「松山三井」の酒は白身の魚(鯛とかひらめとか)との相性がいいですが、この酒は青魚や貝の煮付けなどもいけます。
新居浜は日本有数の品質とされる「燧灘のガザミ(ワタリガニ)」が名物ですが、これともすこぶる合いそうです。
(「燧灘のガザミ」は、関東では入手困難ですが・・・)
【写真 上(左)】 愛媛県産の真鯛の鯛めし
【写真 下(右)】 つぶ貝(いくらでも飲めます(笑))
※ 写真、横着してコンパクトカメラで撮ったのでシズル感足りず・・・
■ 宝物 - 水樹奈々(NANA MIZUKI LIVEDOM 2006 -BIRTH-)
■ はじまりはボクのなかに - MiKA(Daisy×Daisy)
↑ そういえば、水樹奈々もMiKA(Daisy×Daisy)も新居浜出身なんだわさ。
どちらもさすがに巧い。歌姫!
→ 日本酒(古い記事ですが・・・)
→ 桜曲35曲!
■ サクラ色 - アンジェラ・アキ
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