関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 日本で売れたAOR ~Big in Japan~
先ほど放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」、内容がキレッキレだった。
とくにBOROの「ネグレスコ・ホテル」を介して、安全地帯の「ワインレッドの心」とMarty Balinの「Hearts/ハート悲しく」を結びつけてしまうあたり、実際のところそうだったのでは?
■ ネグレスコ・ホテル - BORO (1983)
→ コード進行
■ ワインレッドの心 - 安全地帯(1984)
→ コード進行
■ Hearts(ハート悲しく) - Marty Balin(1981)
→ コード進行
こういう切り回しは、マキタスポーツ&スージー鈴木でなければ絶対にできないと思う。
次回(後編)も楽しみ。
たしかに1970年代後半~1980年前半あたり、AORと歌謡曲はかなり近いフェーズにあった ↓
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2022/05/26 UP
突然ですがAORです。
1970年代後半~1980年代前半、日本ではいわゆるAOR(Adult-Oriented Rock)が売れまくっていた。下手すると本国の米国よりも・・・。
それが証拠に日本限定リリースのAORアルバムがけっこうあったりする。
どうしてこんなに売れたかというと、じつはAORのヒット曲ってさりげに日本人好みのメロディだったりするわけで・・・。
今回は、そんな曲たちを思いつくままに7曲拾ってきました。
01.Special To Me - Bobby Caldwell
02.Just When I Needed You Most(アメリカンモーニング) - Randy Vanwarmer
03.Magic - Dick St. Nicklaus
04.I Go Crazy - Paul Davis
05.Hearts - Marty Balin
06.You're Only Lonely - J.D. Souther
07.We're All Alone - Boz Scaggs
↑ この曲、米国より日本で人気あったといわれているけど、いま聴き直すとやっぱりそんな感じがする。
Marty BalinゃBertie Higginsもそうだけど、けっこうベタなメロ曲もAORに括られていた気がする。
だから、やっぱり「AOR」は日本のジャンルで、米国の「AC」(Adult Contemporary)とはニュアンスがちがうと思う。
(どーでもいいことだけど、この手のベタな日本受けするArtistやヒット曲を「Big in Japan」といいます。)
これまた、どーでもいいことだけど、「なんクリ」のサントラ、この手の曲が多いと思う。
「ぼくだけの東京ドライブ」(たまらなく、アーべイン)を読むと、田中康夫氏は「AC」系に造詣が深く、あえて日本での受け狙いで選曲を図った感じがする。
この狙いは的中し、1982~1983年にかけて日本ではAORが一大ブームとなったが、これはあとから考えると”諸刃の剣”だったかも知れず、定型化したAORは時を経ずして凋落を迎えることとなる。
↓ よろしければベタ(日本人好み)じゃないAORも聴いておくんなましな。
個人的にはこっちの方がぜんぜん好み(笑)
■ AORの名バラード1ダース
■ ミディアムなAOR25曲
いま振り返ってみると、ひょっとして洋楽よりも1970年代後半~1980年代中盤の日本の音楽の方が、グルーヴ感やメジャー・セブンスを徹底して追求していたような感じがする。
だから世界的にみても稀少価値があって、いまになって「シティ・ポップ」とカテゴライズされて人気を集めているのでは?
■ セイシェルの夕陽 - 松田聖子 (1983年)
↑ 歌謡曲ジャンルにして、このサウンドだもんね。
■ 海 - サザンオールスターズ (1984年)
↑ メジャー・セブンス系の初期サザン。
■ Last Summer Whisper - ANRI/杏里(1982年)
↑ 邦楽がもっとも洋楽に接近した時代のグルーヴ感あふれるミディアム・バラード。
〔関連記事〕
■ グルーヴ&ハイトーン (グルーヴってなに・・・?)
■ サザンのセブンス曲
とくにBOROの「ネグレスコ・ホテル」を介して、安全地帯の「ワインレッドの心」とMarty Balinの「Hearts/ハート悲しく」を結びつけてしまうあたり、実際のところそうだったのでは?
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→ コード進行
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→ コード進行
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→ コード進行
こういう切り回しは、マキタスポーツ&スージー鈴木でなければ絶対にできないと思う。
次回(後編)も楽しみ。
たしかに1970年代後半~1980年前半あたり、AORと歌謡曲はかなり近いフェーズにあった ↓
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2022/05/26 UP
突然ですがAORです。
1970年代後半~1980年代前半、日本ではいわゆるAOR(Adult-Oriented Rock)が売れまくっていた。下手すると本国の米国よりも・・・。
それが証拠に日本限定リリースのAORアルバムがけっこうあったりする。
どうしてこんなに売れたかというと、じつはAORのヒット曲ってさりげに日本人好みのメロディだったりするわけで・・・。
今回は、そんな曲たちを思いつくままに7曲拾ってきました。
01.Special To Me - Bobby Caldwell
02.Just When I Needed You Most(アメリカンモーニング) - Randy Vanwarmer
03.Magic - Dick St. Nicklaus
04.I Go Crazy - Paul Davis
05.Hearts - Marty Balin
06.You're Only Lonely - J.D. Souther
07.We're All Alone - Boz Scaggs
↑ この曲、米国より日本で人気あったといわれているけど、いま聴き直すとやっぱりそんな感じがする。
Marty BalinゃBertie Higginsもそうだけど、けっこうベタなメロ曲もAORに括られていた気がする。
だから、やっぱり「AOR」は日本のジャンルで、米国の「AC」(Adult Contemporary)とはニュアンスがちがうと思う。
(どーでもいいことだけど、この手のベタな日本受けするArtistやヒット曲を「Big in Japan」といいます。)
これまた、どーでもいいことだけど、「なんクリ」のサントラ、この手の曲が多いと思う。
「ぼくだけの東京ドライブ」(たまらなく、アーべイン)を読むと、田中康夫氏は「AC」系に造詣が深く、あえて日本での受け狙いで選曲を図った感じがする。
この狙いは的中し、1982~1983年にかけて日本ではAORが一大ブームとなったが、これはあとから考えると”諸刃の剣”だったかも知れず、定型化したAORは時を経ずして凋落を迎えることとなる。
↓ よろしければベタ(日本人好み)じゃないAORも聴いておくんなましな。
個人的にはこっちの方がぜんぜん好み(笑)
■ AORの名バラード1ダース
■ ミディアムなAOR25曲
いま振り返ってみると、ひょっとして洋楽よりも1970年代後半~1980年代中盤の日本の音楽の方が、グルーヴ感やメジャー・セブンスを徹底して追求していたような感じがする。
だから世界的にみても稀少価値があって、いまになって「シティ・ポップ」とカテゴライズされて人気を集めているのでは?
■ セイシェルの夕陽 - 松田聖子 (1983年)
↑ 歌謡曲ジャンルにして、このサウンドだもんね。
■ 海 - サザンオールスターズ (1984年)
↑ メジャー・セブンス系の初期サザン。
■ Last Summer Whisper - ANRI/杏里(1982年)
↑ 邦楽がもっとも洋楽に接近した時代のグルーヴ感あふれるミディアム・バラード。
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