関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 松之山温泉(鷹の湯) 「和泉屋」 〔 Pick Up温泉 〕
<松之山温泉(鷹の湯) 「和泉屋」>
(新潟県十日町市松之山(旧 松之山町)湯本7-1、時間要問合せ)、500円、025-596-2001)
■ オフィシャルHP-1
■ オフィシャルHP-2
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
松之山鷹の湯温泉街のなかほどにある木造3層10室の老舗宿。
2002年冬に2泊したときは鄙び系でしたが、その後手が入れられて、2005年5月、一郷一会のオフで日帰り入浴したときはそれなりに綺麗になっていました。
最近では「マクロビオティックの宿」としても知られているようです。
【写真 上(左)】 鷹の湯温泉街入口
【写真 下(右)】 鷹の湯温泉街
また、現在も日帰り入浴を受け付けているかは不明。
このところ松之山は人気が高いので、日帰りできない宿、受け入れ時間の制限がきつくなっている宿が増えてきているので要確認です。
木造の建物は木の感触が優。家庭的な接客も好感がもてます。
鯉料理が名物ですが、苦手なので他の料理に替えていただきました。
素朴な家庭料理ながら味がよくボリュームも十分。
とくに松之山産こしひかりは絶品で粒が小さくつやつやと輝いてます。おひつを空にしまくり ^^;) お酒は大潟町の「越後自慢」。
【写真 上(左)】 綺麗になった館内
【写真 下(右)】 男湯内湯
2000年リニューアルの風呂は、男女別の内湯と露天。
男湯内湯はタイル造4-5人。カラン3。
温泉臭が立ちこめる浴室は大きくはないものの渋いつくり。
竹の源泉口(異常に熱い)と石の湯口(ぬるめ)の2ケ所からの投入。
源泉は飲泉可(現在は不可)ですが、ゲキ熱湯なのでコップにためて冷まさないと飲めません。
オーバーフローは多いですが、排湯口らしきものもあります。一部循環か・・・?
でもかけ流し量も多くお湯はかなり新鮮な感じです。
【写真 上(左)】 男湯露天(2002年)
【写真 下(右)】 男湯露天の湯口
男湯露天は、配湯管破損で入浴無理かも?との事前連絡があったのですが入れました。
旅館に囲まれ開放感はいまいちですが、坪庭のような落ちついた風情があります。(まわりは2m以上の雪の壁)。
岩造6-7人。源泉は岩の隙間(灰白色のコケのような析出がたくさん)のようなところからの投入ですごい温泉臭。別にぬるめの竹の湯口もあります。
上面排湯を雨水桝への放流+底面排湯で湯づかいは不明ながら、お湯は内湯よりもいいです。
なお、女湯には2つの内湯があり、ひとつは源泉槽とのこと。露天は男湯より狭そうです。
【写真 上(左)】 男湯露天
【写真 下(右)】 (たぶん)2号井
お湯は淡緑色微濁でうす茶色の湯の花がただよっています。
強烈な鹹味と苦味。墨のような独特の強アブラ臭(=松之山臭 ^^)。
いかにも効きそうな攻めてくる感じの浴感で、長湯すると相当に疲れます。
1・2号井混合の鷹の湯共同配湯を使用。
お湯は全体にぬるめでやはり配管事故による源泉量不足が影響しているようです。それでも十分な浴感は、さすがに日本三大薬湯です。
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■2005年の状況 (日帰り入浴)
【写真 上(左)】 貸切露天風呂
【写真 下(右)】 貸切露天風呂の湯口
貸切露天風呂が増設されて湯づかいがかわっていました。
内湯、露天ともに以前よりお湯の鮮度が落ちているように感じましたが、貸切露天風呂は松之山臭ぷんぷんのすばらしいもので、以前の露天をかるく上回っています。
ここは必湯でしょう。(※冬期間クローズの場合あり問合せ要)
なお、このときは日帰りでも貸切露天風呂に入れましたが、温泉好きのオフ会だから特別に入れさせていただけたのか、日帰りでもふつうに入浴可かは不明。これも確認要です。
<1号井>
Na・Ca-塩化物温泉 84.0℃、中性、自噴、成分総計=14.75g/kg、Na+=3412.0mg/kg、Ca2+=2013.0、F-=2.3、Cl-=8656.0、Br-=25.7、I-=4.4、陽イオン計=5565.2、陰イオン計=8831.6、メタけい酸=79.3、メタほう酸=242.0、遊離炭酸=36.0 <分析日不明>
<2号井>
Na・Ca-塩化物温泉 92.4℃、弱アルカリ性、成分総計=15.70g/kg、Na+=3496.0mg/kg、Ca2+=2097.0、F-=2.8、Cl-=9367.0、Br-=27.5、I-=3.3、陽イオン計=5752.7、陰イオン計=9534.8、メタけい酸=67.6、メタほう酸=349.5、遊離炭酸=3.2 <分析日不明>
※なお、現在は3号井の開発により、1.2.3号井の混合泉になっていると思われます。
※また、1号井は「和泉屋」の裏手にある(和泉屋がいちばん1号井に近い)という情報があります。
<温泉利用掲示>(現況、HPより)
■ 女湯(内湯・露天風呂)、男湯(内湯) [源泉常時注入循環濾過方式]
加水:あり 加温:なし 循環ろ過:あり 塩素剤による殺菌:あり
■ 男湯(露天風呂) [かけ流し方式]
加水:あり(湯張り時) 加温:なし エアによる循環:あり 定期的な浴槽の消毒:あり
■ 貸切露天風呂 [完全かけ流し]
加水:なし 加温:なし 循環ろ過:なし 消毒:記載なし
○ 一郷一会100名湯
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 山鳩味噌 〕
おそらく、地元の女性グループ(山鳩会)がつくっていると思われる「山鳩味噌」は地元産の大豆・米のみを使用した長期自然熟成味噌です。
「添加物は一切使用せず、発酵を抑制していないので生きています。」とのこと。
「ほのかに温泉の香りが漂います。」ともありますが、ひょっとして仕込みに松之山温泉をつかっているのか?? 興味シンシン。
((有)湯米心まつのやまHPなどを参考。)
〔 2010/03/27UP (2002/02/21レポ (2002/02宿泊入湯)・2005/05日帰り入湯)) 〕
E138.36.7.480N37.3.42.420
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