関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ よしかわ天然温泉 「ゆあみ」
<よしかわ天然温泉「ゆあみ」> (吉川市、10:00~23:00、850円(土日祝 950円)、048-982-2647)
オフィシャルHP
JR武蔵野線「吉川」駅前にあった日帰り温泉「エメラルド・マリン」がリニューアル、「ゆあみ」と改称し、昨年12/7にオープンしたもの。
エントランス、フロントまわり、食事処などが大幅リニューアル、和風に演出されています。
前回入ったとき(→レポ)とちがう浴場だったので断言できませんが、浴場構成に大きな変更はなさそうです。なお、前回入った露天の広い浴場はリニューアル後、女湯固定となっています。
2Fが脱衣所で浴場フロアは2Fと3F、内部階段でハダカ移動するのは以前とおなじ。
2F浴室は小さめで智光薬湯(これけっこう好き)、五行石五色の湯(ストーンパワーの湯、真湯、カルキ)、温泉槽(タイル貼4.5人)に色彩浴(?)。カラン10。
メインの3F浴室は手前から、洗い場(カラン20、スペースゆったりでつかいやすい)、機能浴槽(真湯、カルキ)、蒸し風呂、サウナ、水風呂(冷たい、強カルキ)、源泉槽(タイル貼3人)、温泉槽(同12人以上)、噴き出し湯(真湯、カルキ)と多彩。
露天ゾーンに寝ころび湯×2(真湯、強カルキ)と露天(自然石枠石タイル敷15人以上)。露天は軒下タイプながらよく造り込まれていて雰囲気があります。年始21時でけっこう空いていました。
2・3Fの温泉槽は、石の湯口から投入(3Fは+側面注入)、オーバーフローなく、底面からの自然流下?
源泉槽は石の湯口から投入で槽内注排湯はみあたらず、オーバーフロー。
露天は龍神のモニュメント付岩の湯口(当日は投入なし)と木樋からの投入+強力側面注入でオーバーフロー+ごく弱い側面吸湯?
お湯は緑茶色透明、露天と源泉槽で濃いめ。温泉槽2槽は中塩味+薬品味、源泉槽は強塩味+強薬品味、露天は強塩味+重曹まろ味+微金気だし味+僅微苦味。ほとんどの湯口と湯面で強いヨードチンキ臭ないしは薬品臭ですが、露天湯口のみ金気貝汁臭+メタンガス臭のやわらかなものなので、ここは薬剤投入がないかも?
で、お湯は”源泉槽”よりも露天湯口そばのほうがいいと思います。
露天はかなりの濃度感とほてりをともなう攻撃力(^^)の高いお湯で、長湯する客はほとんどいません。
それにしても、2Fは智光薬湯臭+カルキ臭、3Fは病院を思わせる消毒臭がたちこめ、臭いに敏感な人は露天しか逃げ場がないかも? シャワーで洗い流したのに、浴後肌にカルキ臭が残ったのにも辟易。
周辺には早稲田天然温泉「めぐみの湯」、越谷天然温泉「ゆの華」、大谷田温泉「明神の湯」など、湯づかいに定評のある施設がメジロ押しなのに、この湯づかいは疑問。1,200L/min自噴(日量・8,640本/200Lドラム缶 - 泉源よこ掲示より)の実力を感じられる浴槽がひとつでも欲しいと思いました。
それでも温浴施設としてみればメニュー充実しているし、料金もそこそこなのでお湯にこだわらなければリーズナブルな施設では。あと、4Fの食事処は日帰り温泉施設にしてはまあまあの味だと思います。
私の確認した範囲では館内に分析書や湯づかい掲示はみあたらず。以前ゲットしたデータを載せておきます。(リニューアルチラシには「噴出量/1分間に1,200L 源泉温度47.4℃」とあるので、再分析はしていないかもしれません。)
Na-塩化物強塩温泉 47.4℃、pH=7.39、1,200L/min(1,500m掘削自噴)、成分総計=21.69g/kg、Na^+=7740mg/kg (90.22mval%)、Ca^2+=362.0 (4.84)、Fe^2+=2.1、Cl^-=12720 (98.17)、Br^-=42.8、I^-=8.7、陽イオン計=8381 (373.2mval)、陰イオン計=13130 (365.5mval)、メタほう酸=138.2 <H9.9.24分析>
〔 2007年1月11日レポ 〕
オフィシャルHP
JR武蔵野線「吉川」駅前にあった日帰り温泉「エメラルド・マリン」がリニューアル、「ゆあみ」と改称し、昨年12/7にオープンしたもの。
エントランス、フロントまわり、食事処などが大幅リニューアル、和風に演出されています。
前回入ったとき(→レポ)とちがう浴場だったので断言できませんが、浴場構成に大きな変更はなさそうです。なお、前回入った露天の広い浴場はリニューアル後、女湯固定となっています。
2Fが脱衣所で浴場フロアは2Fと3F、内部階段でハダカ移動するのは以前とおなじ。
2F浴室は小さめで智光薬湯(これけっこう好き)、五行石五色の湯(ストーンパワーの湯、真湯、カルキ)、温泉槽(タイル貼4.5人)に色彩浴(?)。カラン10。
メインの3F浴室は手前から、洗い場(カラン20、スペースゆったりでつかいやすい)、機能浴槽(真湯、カルキ)、蒸し風呂、サウナ、水風呂(冷たい、強カルキ)、源泉槽(タイル貼3人)、温泉槽(同12人以上)、噴き出し湯(真湯、カルキ)と多彩。
露天ゾーンに寝ころび湯×2(真湯、強カルキ)と露天(自然石枠石タイル敷15人以上)。露天は軒下タイプながらよく造り込まれていて雰囲気があります。年始21時でけっこう空いていました。
2・3Fの温泉槽は、石の湯口から投入(3Fは+側面注入)、オーバーフローなく、底面からの自然流下?
源泉槽は石の湯口から投入で槽内注排湯はみあたらず、オーバーフロー。
露天は龍神のモニュメント付岩の湯口(当日は投入なし)と木樋からの投入+強力側面注入でオーバーフロー+ごく弱い側面吸湯?
お湯は緑茶色透明、露天と源泉槽で濃いめ。温泉槽2槽は中塩味+薬品味、源泉槽は強塩味+強薬品味、露天は強塩味+重曹まろ味+微金気だし味+僅微苦味。ほとんどの湯口と湯面で強いヨードチンキ臭ないしは薬品臭ですが、露天湯口のみ金気貝汁臭+メタンガス臭のやわらかなものなので、ここは薬剤投入がないかも?
で、お湯は”源泉槽”よりも露天湯口そばのほうがいいと思います。
露天はかなりの濃度感とほてりをともなう攻撃力(^^)の高いお湯で、長湯する客はほとんどいません。
それにしても、2Fは智光薬湯臭+カルキ臭、3Fは病院を思わせる消毒臭がたちこめ、臭いに敏感な人は露天しか逃げ場がないかも? シャワーで洗い流したのに、浴後肌にカルキ臭が残ったのにも辟易。
周辺には早稲田天然温泉「めぐみの湯」、越谷天然温泉「ゆの華」、大谷田温泉「明神の湯」など、湯づかいに定評のある施設がメジロ押しなのに、この湯づかいは疑問。1,200L/min自噴(日量・8,640本/200Lドラム缶 - 泉源よこ掲示より)の実力を感じられる浴槽がひとつでも欲しいと思いました。
それでも温浴施設としてみればメニュー充実しているし、料金もそこそこなのでお湯にこだわらなければリーズナブルな施設では。あと、4Fの食事処は日帰り温泉施設にしてはまあまあの味だと思います。
私の確認した範囲では館内に分析書や湯づかい掲示はみあたらず。以前ゲットしたデータを載せておきます。(リニューアルチラシには「噴出量/1分間に1,200L 源泉温度47.4℃」とあるので、再分析はしていないかもしれません。)
Na-塩化物強塩温泉 47.4℃、pH=7.39、1,200L/min(1,500m掘削自噴)、成分総計=21.69g/kg、Na^+=7740mg/kg (90.22mval%)、Ca^2+=362.0 (4.84)、Fe^2+=2.1、Cl^-=12720 (98.17)、Br^-=42.8、I^-=8.7、陽イオン計=8381 (373.2mval)、陰イオン計=13130 (365.5mval)、メタほう酸=138.2 <H9.9.24分析>
〔 2007年1月11日レポ 〕
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