最近いろいろな「ファンド」ができていて、その中にはかなり注意が必要なものもあるらしい。
もちろんどれも注意が必要であろうが、「ファンド」の多様化に伴い、利益どころか損害をこうむる例もあることから金融庁が注意を促したというニュースがありました。
これです
このニュースを見て、金融庁のサイトへ行ってみましたがどこにあるのか迷いました。
たぶんこれだと思います。
たぶんこちらです。
すいません一きには行かないみたいです。7/11のを見てください。
自分は投資などまったくしないので、よく分からないのですが、
「投資家保護のための規制が無いファンドへの投資の際は、以下のような点に注意が必要です」
と書いてあっていろいろ書いてありますが、それが分からないので困る人がいるわけでしょう。
実名をあげることはできなくても具体的にどういうものが特に注意しなければならないのか例をださなければ分からないと思う。
特に分かりにくいのは「規制がない」とか監督下にないといった表現で、表を見ると組合型のファンドは行政の監督や販売規制が「場合によってはない」としてある点だ。
これはどういうことなのかよく分からないが、「商法上の匿名組合形式によっているファンドの中には、行政の監督を受けていないものも多々あります」というのはつまり「商法上の匿名組合形式によっているファンド」は行政に届け出る義務はないということなのだろうか。
あるいはこういうファンドを規制する法律がないということなのか、もしくは規制する法律を撤廃したのか、はたまた行政の監督から免れる法律を作ったのか(だとしたらこれも金融ビッグ・バンの成果でしょうか?)、どういうことなのかわからない。
はっきり言ってこういう文章を読んでいると、
法律に不備があるので、自己責任でお願いしますといっているような印象さえある。
「このようなファンドの中には、詐欺的なものもあるとの指摘もなされているところです」とかかれているが、そういう詐欺的なファンドに関する見極めは金融庁自身がまずやるべきではないか。
本当は金融庁も財務省に統廃合して人員の配置も他の人手が必要なところへ移すべきだと自分は以前から思っているが、それにしてものんびりした仕事ぶりだなと思う。