シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

習い事とは

2006-06-06 09:35:06 | きょうは何の日?
今日は、「楽器の日」。

習い事は、
6歳の6月6日に始めると上達する、という云われから、
楽器協会が、今日に定めたらしい。

私は、子供の頃バイオリンを習っていた。
始めたのは4歳。
その年の秋には、市内の公民館で発表会もあった。
「ちょうちょ」を弾いたと思う。
その後、小5までの7年間習ったが、
結局そこまでであった。

元々、私自身はあまりバイオリンは好きではなく、
ピアノをやりたかった。
家にピアノもあったが、
バイオリンよりもピアノを弾いていた方が多かった。

結局、好きでないものは続かないのか、
私の性格のいけない部分もあったが、
それにしても、ピアノが弾ければ良かったなと、
今でも思う。

でも、最後の発表会で弾いたのは、「モーツァルトのメヌエット」。
モーツァルトが5歳の時に作曲したという、
一番最初の作曲といわれている曲だ。
今、尊敬しているモーツァルトを最後に弾けて、
それは良い思い出となったが。

二人の子供の親となった今だが、
子供はどちらもピアノをやっている。
やはり、4歳コースから始めた。
決して上手くはないが、そこそこの曲を弾けるのを見ると、
なんだか羨ましい。

でも、バイオリンをやったおかげで、
楽譜はちゃんと読めるようになったし、
クラシックから合唱、という人生も送れた。
充実していた、という点では良かったと思う。

写真は、バイオリニストの高嶋ちさ子さん。
6歳から始めたという。
「もう練習がイヤで、サボッてばかりでした」という高嶋さん。
今、HPの日記を見ても、
同じように「本番が近いのに、練習してない!」などとある。
明るいキャラで、私の好きな演奏家でもある。

高嶋ちさ子さんHP