10円のジレンマ

「140円切手同封」とあった。
手元に80円切手は山ほどある。これを使い果たしたい。
じゃ、あと60円切手があればいいのだ。

と思ったら、現在60円切手というのは存在しない。
50円の次は70円になる。

自分で貼るならともかく、
相手に送るのに、80・50・10円切手三枚というのもなぁ。
なんか、ミミッちくないか。

140円切手の図柄は、鳥の「イカル」。
ほんとに怒る。
ちなみに130円切手は、鳥の「ウソ」。 郵便局のシャレも笑えない。

春一番

今日の東京は暖かい。
もうすぐ、春一番がやってくるだろう。

春一番、といえばキャンディーズの名曲だ。
でも、私は「微笑がえし」の方が好きだ。
こちらのほうが、春らしい歌という感じがする。

「それぞれの道私たち、歩いてゆくんです・・」
この三人は、本当にこの歌詞の通り、それぞれの人生を歩いている。

「フツウの女の子に戻りたい」というセリフは、やや嫌味だったが、
その後、二度と「再結成」などと安直にならなかったのは立派だと思う。

バレンタインデー

バレンタインデーである。
とにもかくにも。

女性の７割、男性の５割が、
この日を「面倒」と感じているらしい。

じゃ、こんな不評な日は廃止すりゃいいのに。

と、言えないところもバレンタイン！

今は義理チョコと言わず、感謝チョコと言うらしい。
そう、このネーミングのほうがいいな。

太鼓の達人

昨夜、子供達との買物の帰り、
ゲームセンターの入口に「太鼓の達人」があった。
子供達にせがまれ、一回だけやらせた。

すると店員が出てきて、
「６時過ぎのお子様の入場はご遠慮下さい」と言う。
時間は６時半だった。たしかにうっかりしていたが、
店外にあっても、プレーはダメという事らしい。

すぐやめさせようとしたら、機械が叫ぶ。
「クリアー、おめでとう！ もう一回遊べるドン！」

店員氏も、「では次の曲が終わったらで結構です」
んー、なんともマヌケなタイミングだった。
子供達は二曲目もクリアし、満足そうに引き揚げた。

イタリア

午前４時では、夢の中だ。
ヨーロッパの五輪は、日本時間の深夜が多く、
ライブで見るのが難しい。

朝、ちょっとダイジェストで見たが、
なかなかキレイで、いい開会式だった。
自由奔放な国だ。マスゲームはどこかの国のように
一糸乱れぬ・・ではなく、けっこうバラケてたが。

９歳の女の子の、国歌独唱には驚いたが、
イタリアはオペラにカンツォーネの国だ。
音楽文化の歴史は根付いている。

ミラノに代表されるように、
ファッションの国でもあるイタリアは、
プーツのような形をしている。 なんとも冬らしく、粋だ。

トリノ・オリンピック

冬季トリノオリンピックがいよいよ開幕する。

冬の競技は地味だ。
でも、雪や氷を舞台にした競技は、とても美しいし、
荒々しさや悲壮感はあまり感じない。

私は特に、注目の競技も選手もいない。
とにかく、色々な競技と選手を見たい。

だけど、一人だけ応援するとしたら・・・

荒川静香かな。 苦労してきたし。
最後のオリンピックになるだろう。
花を持たせてやりたいと思う。

あずさ２号

ラジオで、久しぶりに「あずさ２号」を聴いた。

狩人の歌がヒットした'77年。
この頃の歌は、男に振られ捨てられ、メソメソする女心の歌が多かった。

しかしこの歌は違った。
「あなたの知らない人とふたりで・・」 「私はあなたから
旅立ちます」という、自立して前向きな女性を描いていた。
せつないメロディながら、どこか新鮮だったのは、
そんな新しい女性の時代に、人々が共感できたからだろう。

新宿発の「あずさ２号」は、今はないが、
前向きな女性を、アルプスの山々はずっと見守っている。
信濃路の春は、もう少し先だ。

雪やこんこ

昨日、東京も雪が降った。この冬二度目だ。

朝、うちの犬を散歩に出したが、
雑木林の雪に、大喜びだ。
犬はなぜ、雪が好きなんだろう？

・・って、どの犬もそうかな？

写真は、うちの「テイサ」。　オス５歳。
真っ黒なので、写真を撮っても顔が判別しづらい。
毎朝すれ違う、メスのワンちゃんから気に入られ、
あとを追っかけられたりする。

私は、その飼主の奥様が気に入っているが、
あとを追っかけたりはしない。

地下鉄とお日様

地下鉄丸ノ内線に乗った。
この線は、御茶ノ水を出るとすぐに、神田川を渡る。
そのため一瞬外に出る。

「お母さん、どうして地下鉄なのに外に出るの？」
「地下鉄だってお日様に当たりたいでしょ？
だから、ちょっとお顔出すのよ」

これは、ここを通過した車内の、ある親子の会話。
もう何年も前だが、暖かなエッセイとして紹介された。

親子が会話をしたこの当時、電車は七秒間でこの橋を渡った。
今はスピードアップされて五秒間で走り抜ける。
地下鉄の、束の間の日光浴も年々短くなっている。

魚屋さん

車で、大型鮮魚センターに行った。
今は、住宅地の真ん中にも「日本海直送」なんて大型店が出来、
新鮮な魚が手に入る。

値段もだが、いろんな魚を眺めるのが楽しい。
「小女子」という魚、何と読むのかわからなかったが、
こうなご、というらしい。

おいしそうなサバがあったが、「ノルウェー産」だった。
ま、日本海もノルウェーも関係ないか。
店内の魚、端から買って、端から焼いて食べたくなった。

写真は、行った店ではありません。。。