先日、午後練メンバーが地方からも集まり、久々に大人数で朝までガストでだべりまくっていたのだが、音楽の話よりなぜかマンガの話に花が咲いてしまい、ガンダムグッズの「こんなものHUB」話で盛り上がった後、ドラゴンボール実写版の話題が持ち上がったので、ここでまたしても私の悪い癖が出て、真夜中に大声でドクター・スランプ談をぶちまけてしまい、そこにいた者をドン引きさせてしまった。
実をいうと、私は鳥山明作品でめっちゃんこおもしろいのは、ドラゴンボールより『ドクター・スランプ』であるという信念をずっと貫き続けている。
確かにドラゴンボールも小学~中学にかけて購読してはいたが、9巻くらいでストーリーのマンネリ化やキャラクターの軽薄さ、だんだん手を抜いているのがわかる絵の安っぽさに嫌気がさしてきて、気がつくともう購読するのを止めてしまっていたのでした。
『ドクター・スランプ』には、昭和ギャクマンガとしての不条理なバカバカしさ(しゃべるウンチがこれだけ登場するマンガもない)というものがあり、鳥山明の卓越したマンガらしい絵のセンスは、この頃一番油がのっていたと言っても過言ではないでしょう。特にトビラページなどに描かれているアーミー系の車やバイクの木目細かな絵のタッチには、作者のメカマニアぶりが顕れていてほほえましい。
『ドクター・スランプ』のコミックは全巻所持しておりましたが、引越しの際に親に全部捨てられてしまったので、最近またブックオフで見つけてはちょくちょく買い集めてノスタルジーに耽っております。
最近見つけたのが第17巻で、実はこの巻にはレア話や、登場人物の実際の最強キャラランキング、それにガッちゃんの正体までがわかってしまうという、お宝話が満載されているのだ!
まず「ガッちゃんの正体!!」の話では、全宇宙を管理しているアホな神様が登場し、ガッちゃんは実はこの神様に「地球を全て食べ尽くしてしまうよう」使命を帯びて地球に遣わされた天使であったことが暴露されている。
そして6話にまで及ぶ長編「駆けずりまわる青春」の話では、地上最強を誇っていたアラレちゃんとガッちゃんをあっちゅーまに倒してしまった茶ビンの大魔人を、隣に住む突詰(“つくつん”という中国系青年。女に触れると虎になってしまう)が怒りの鉄拳でボッコボコにやっつけてしまい、ペンギン村一「つおい」キャラクターであることを証明してしまったのだ。(彼のこのキャラはおそらく孫悟空のキャラのベースとなったと私は推測している。)
もうひとつこの巻で注目すべきなのが「謎の飛行物体」の話で、なんと元主人公のせんべいはおろか、ガッちゃんも主人公のアラレちゃんも則巻家の人物が(トビラページを除いて)最後までいっさい登場しないという、思わず「ほよよ?」と言わずにはおれない前代未聞のレア話なのだ!
主人公が全く出てこんと完結する話なんて聞いたことありますか?!
いや~、この頃の型破りな鳥山明の姿勢がほんと好きだった。ドクター・スランプに比べたらドラゴンボールなんて、私に言わせれば妥協と迎合の産物ですわ。
これで私が午後練の会で思わず興奮してドクター・スランプ談をぶちまけた気持ちがおわかりいただけたかと思います。
それではこの辺で・・・バイちゃ!
え?また引かせてしまってるって?!
今日の1曲:『DOCTOR DOCTOR』/ UFO
実をいうと、私は鳥山明作品でめっちゃんこおもしろいのは、ドラゴンボールより『ドクター・スランプ』であるという信念をずっと貫き続けている。
確かにドラゴンボールも小学~中学にかけて購読してはいたが、9巻くらいでストーリーのマンネリ化やキャラクターの軽薄さ、だんだん手を抜いているのがわかる絵の安っぽさに嫌気がさしてきて、気がつくともう購読するのを止めてしまっていたのでした。
『ドクター・スランプ』には、昭和ギャクマンガとしての不条理なバカバカしさ(しゃべるウンチがこれだけ登場するマンガもない)というものがあり、鳥山明の卓越したマンガらしい絵のセンスは、この頃一番油がのっていたと言っても過言ではないでしょう。特にトビラページなどに描かれているアーミー系の車やバイクの木目細かな絵のタッチには、作者のメカマニアぶりが顕れていてほほえましい。
『ドクター・スランプ』のコミックは全巻所持しておりましたが、引越しの際に親に全部捨てられてしまったので、最近またブックオフで見つけてはちょくちょく買い集めてノスタルジーに耽っております。
最近見つけたのが第17巻で、実はこの巻にはレア話や、登場人物の実際の最強キャラランキング、それにガッちゃんの正体までがわかってしまうという、お宝話が満載されているのだ!
まず「ガッちゃんの正体!!」の話では、全宇宙を管理しているアホな神様が登場し、ガッちゃんは実はこの神様に「地球を全て食べ尽くしてしまうよう」使命を帯びて地球に遣わされた天使であったことが暴露されている。
そして6話にまで及ぶ長編「駆けずりまわる青春」の話では、地上最強を誇っていたアラレちゃんとガッちゃんをあっちゅーまに倒してしまった茶ビンの大魔人を、隣に住む突詰(“つくつん”という中国系青年。女に触れると虎になってしまう)が怒りの鉄拳でボッコボコにやっつけてしまい、ペンギン村一「つおい」キャラクターであることを証明してしまったのだ。(彼のこのキャラはおそらく孫悟空のキャラのベースとなったと私は推測している。)
もうひとつこの巻で注目すべきなのが「謎の飛行物体」の話で、なんと元主人公のせんべいはおろか、ガッちゃんも主人公のアラレちゃんも則巻家の人物が(トビラページを除いて)最後までいっさい登場しないという、思わず「ほよよ?」と言わずにはおれない前代未聞のレア話なのだ!
主人公が全く出てこんと完結する話なんて聞いたことありますか?!
いや~、この頃の型破りな鳥山明の姿勢がほんと好きだった。ドクター・スランプに比べたらドラゴンボールなんて、私に言わせれば妥協と迎合の産物ですわ。
これで私が午後練の会で思わず興奮してドクター・スランプ談をぶちまけた気持ちがおわかりいただけたかと思います。
それではこの辺で・・・バイちゃ!
え?また引かせてしまってるって?!
今日の1曲:『DOCTOR DOCTOR』/ UFO