AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

オブリガード

2008年07月20日 | 晒しな!日記

今日は予定されていた“午後の旧練”定期会がキャンセルとなったので、ブラジリアンスラッシャーでも誘って遊ぼうかと昨夜連絡したら「現在旅行中。明日ツレのライヴがあるから帰ったら一緒に行こう」と誘われたので、まぁあまり気乗りしなかったが、ヒマなので翌日難波まで赴きました。
すると集合予定の1時間前にメールが来て「旅行から帰ってこれそうもないし、今日は無理」とのメールが来た。
こいつには去年の夏にも同じような煮え湯を飲まされており、怒りを通りこした心情になってもう返信する気も失せてしまった。
このブラジル野郎は日本人の約束厳守の精神を完全にナメくさっとる。

しかし私の知り合いのバンドでもあり「明日見に行く」とのメールを送っていたので、私一人だけでも見に行かねばとアメ村に足を運んだのだが、ライヴハウスがどこにあるかわからない。
そこでドラムの兄やんに電話をしたのだが繋がらない。メールもしたけど返信もこない。
とりあえずマクドでてりやきマックバーガーセットを食いながら返信を待っていたが、出演予定時間30分を過ぎても何の連絡もないので「まぁチケ代2000円浮いたしえっかー」と潔くあきらめた。

そう、私にはその日ジュンク堂で購入したばかりの読み物があったのだ。
ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ『ボルヘスと不死のオランウータン』という探偵推理モノである。
このままアメ村のマクドでポテトをついばみながら読書に耽るのも悪くはない。

本書はエドガー・アラン・ポーの研究者たちの総会で起こる密室殺人を扱ったストーリーなのだが、なぜ私がこんな辛気臭そうな推理小説を読む気になったかというと、カバラ密教の教義やクトゥルー神話までを絡めて論じ推理していくという、私の興味をそそらさずにはいられないオカルト趣味濃厚な推理小説だったからにほかならない。
主人公の遠まわしでキザったいものいいがいささが面倒くさく読み辛くはありましたが、『ネクロノミコン』などの禁断の書名が出てきますとカッと目が見開くのであります。
まぁポーの小説をある程度読んでないと、この本は少し難解かと思われます。オランウータンと聞いて「はは~ん、『モルグ街の殺人』ですな~」程度(つまり私レベル)ではちょっとしんどいかもしれません。
むかついたのは新書で買うたのに最初の方の頁の端がヨレヨレになっていたのと、この著者がブラジル人だったこと。
とにかくブラジル人は信用がおけない。今後付き合い方には気をつけなければ。


そんなファックなブラジル野郎どもに、このブラジル出身のドスラッシュメタルバンドVIOLATORの1stアルバム『CHEMICAL ASSAULT』を捧げたいと思う。
(といっても、これはそのブラジリアンスラッシャーから紹介してもらったバンドだが)。



EXODUSやらTANKARDからモロ影響受けたザクザクサウンドを、この21世紀に出している懐古趣味も甚だしいワッペンデニムチョッキ野郎どもだ。
このがむしゃらスラッシュ精神は大好きだが、もうひと工夫欲しいところ。



今日の1曲:『ATOMIC NIGHTMARE』/ VIOLATOR
コメント
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