AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

チャリT

2008年11月13日 | 晒しな!日記
家に帰って購入したFREE TIBET FREE PEOPLEのTシャツデザインを見てて気づいたんやけど、ラーメンマンみたいなキャラクターが描かれてて、彼に向かって「FREE」って叫んでるような構図になってるところがありますよね。
つまりこのラーメンマンみたいな奴は中国人ってことなんでしょうかね。

ご存知ラーメンマンは面長で“辮髪(べんぱつ)”ヘアースタイルの中国出身の超人。試合でブロッケンマンをキャメルクラッチで真っ二つにしてぶっ殺したという、かつては残虐超人としても有名だった。


細かいこと指摘してあれなんですけど、“辮髪”って17~20世紀にかけて、清王朝によって漢族社会を支配した満州人の習俗であり、漢人の服従の証として彼らに強制されたものやったんすねぇ。
清朝は辮髪を拒否するものには死刑を以って臨み「頭を残すものは、髪を残さず。髪を残すものは、頭を残さず」ゆうて、他民族への支配力を示したわけです。世界史で習ったでしょ?

今の漢民族で満州人の支配の象徴であったこのヘアスタイルをしている者がいるとはちょっと考えにくい。満州人は知らんけど。
現在、中国共産党を牛耳って、チベットや内モンゴルや東トルキスタンなどの少数民族浄化政策を推進しているのは漢民族なわけで、満州民族ではないでしょ?
まぁ皮肉にも日本ではあのヘアスタイルが中国人の象徴になってしまっているんですけどねぇ。(ちなみにチャイナドレスももともと満州民族の風習らしい)

何が言いたいかというと、中国(中華人民共和国)って国は、20世紀になって初めて成立したわけで、それまでは存在しておりませんでした。
つまり歴史学的には清朝=中国ではないので、あのラーメンマンのところには★のマークの人民帽でもかぶった人物を描いた方がよかったんじゃないかなぁ~て思ったわけなんですけど。
まぁ、メッセージが伝わったら別にどうでもいいことですね。

The Cult Live @ Tibetan Freedom Concert


今日の1曲:『She Sells Sanctuary』/ The Cult
コメント
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